平城宮跡へ来る途中、あちこちに順路やトイレを示す看板。
そこには「国立文楽劇場」の文字。
そういえば、部屋で聴いていたラジオでも「国立文楽劇場」が協賛していると流れていましたね。
実際に佐伯門広場にも文楽劇場のブースがありました。
そこでは午後2時から抽選会があるらしく、
抽選では手ぬぐいやマグカップ、一筆箋、ポストイット、クリアファイル、ポケットティッシュがもらえるらしい。
マグカップは来月の文楽公演「妹背山婦女庭訓」の割引券付ちらしの重しになっていて、あ、そのマグカップほしい。
文楽劇場に売ってたっけ?
ブースの南側には大きな文楽人形の頭の模型。
これって、初春文楽公演を観に行ったときに、劇場の1階に置かれていたやつかな?
ブース内で「人形浄瑠璃文楽 名場面選集 -国立文楽劇場の30年-」というDVDを放映中。
「一谷嫩軍記」熊谷陣屋の段が流れていました。
熊谷次郎直実を初代吉田玉男、義経を吉田玉女(現吉田玉男) 妻相模を吉田文雀、藤の局を二代目吉田文昇。
太夫は竹本津太夫、三味線は竹澤團七
ってことは昭和62年の公演でしょうね。
初代玉男、二代目文昇、津太夫は亡くなっており、文雀は引退。
現役でいるのは吉田玉女(現二代目吉田玉男)さんだけですね。
映像を真剣に観ていると、「来月の公演にいらしてください。これ割引券付のちらしです。」と声をかけられたのですが、
「文楽友の会の会員ですし、もうチケット買うてあります。」と答えると、
「いつもありがとうございます」と返事されました。
さて、そうしているうちに、小さいほうのステージでデモンストレーションが始まりました。
主遣いの吉田勘壽さんによる人形の解説。
そのほかに左遣いの人(名前失念してしまいました。技芸員になって26年目だとか)、吉田簑悠さん(技芸員になって2年目だとか)も登場。
司会は上泉雄一アナウンサー。
さて、抽選でもらえたのは一筆箋。
文楽協会にふるさと納税をしたら、あのマグカップや、手ぬぐいセットなんかもらえるなら、絶対するのになぁ。
あ、先行予約がさらに1日早くなるとかでもいいけどね。
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