涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

四月文楽公演は通し狂言「妹背山婦女庭訓」です

2016-04-10 23:00:00 | 古典芸能

四月文楽公演に出かけてきました。

「妹背山婦女庭訓」

有名な妹山背山の段では舞台の両側に出語り床が設置されます。

劇場正面がすでにその雰囲気。

  

文楽劇場一階の絵看板。

会場となる大劇場は二階です。
二階へ上がる階段の途中に下がっている登場人形の写真。 

大劇場の前に飾られていた杉玉。
第二部の四段目の「杉酒屋の段の」舞台の酒屋の軒下に吊り下げられていますね。

平成25年の夏休み文楽で「妹背山~」の一部が出た時にも吊り下げられていました。

普段の出語り床は向かって右手だけですが、
この演目は両方に出語り床。 

 

  

実際の舞台の様子は一番最初に上げたちらしをご覧ください。

この演目の場所は、奈良市の春日大社や猿沢池、葛籠山(若草山)、三笠山、春日山、
桜井市の三輪。
この三輪から淡海、お三輪、橘姫が三笠山にある入鹿の御殿まで向かうのですが、
(道行恋苧環)
その時に芝、箸中を通り、奈良坂を通ってゆくようです。
奈良坂、今の奈良坂は京都の木津と奈良を結ぶ、般若寺のそばにある坂なのですが、
だとしたらちょっと変ですね。
他にも奈良坂あったのでしょうか? 

お約束の文楽スタンプ。