goo blog サービス終了のお知らせ 

涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

奈良国立博物館で「特集展示 和紙」

2015-01-29 14:00:00 | 美術館・博物館

昨日に引き続き、寒い朝を迎えました。

 

仕事は順調に終わり、午前で終了。

昼ごはんは昨夜塩麹を塗ってジプロックに入れておいた鮭を焼いて。
一晩置いておくだけで、なんでこんなに美味しくなるんでしょうね。
発酵の醍醐味ですね。 

 

そうしているうちに届け物。
ブルックスからのコーヒーでした。 

 

電車とバスを乗り継いで奈良国立博物館へ。
「特集展示 和紙」 

  

楮(こうぞ)や三椏(みつまた)などの樹皮の繊維をもとにつくる手漉きの和紙。この伝統的な素材と技に支えられた日本の和紙は、古くから経典や文書、絵巻の料紙として使用されるとともに、掛軸の裏打や経巻の繕)いなど、文化財の修理に欠くことのできない材料として広く用いられてきました。修理材料としての和紙の優秀さは海外でも高く評価されており、ユネスコ無形文化遺産への登録というニュースも記憶に新しいところです。
 本特集展示は、和紙の歴史と文化財修理における重要な役割について、名品や関連資料を通じて紹介するものです。ぜひこの機会に、手漉きの和紙の魅力に直接触れてみてはいかがでしょうか。
                                                                                                                         (ちらしより) 

現在国外不出となっているエジプト考古学博物館収蔵のツタンカーメンの黄金のマスク。
その髭が掃除中に折れてしまい、その場限りの修復で、不適切な接着剤を使用したために形状が変化したそうです。

ポキリ! ツタンカーメン王「黄金マスク」のひげが折れる 修復もずさん エジプト(1/23産経新聞)

今日の読売新聞によると、
「保存修復学では『いずれ優れた修復技術が発明された時のため、最修復の可能性を常に残すことが基本』(日本人専門家)とされており、
修復には、用意に溶解できる接着剤を使用すべきだったとの指摘が相次いだ。」とあります。

ついこの間国立博物館での文化財修理の現場を見てきたので、この修理法って・・・。

この特別展示では、和紙の製法、特徴も展示されていましたが、
文化財修復に使われる和紙、修復方も展示されています。

そしてその和紙を使った修復方は、このツタンカーメンの黄金のマスクが次に収蔵される予定の
現在日本の支援で建設中の大エジプト博物館の職員が研修に来たそうです。

ぶらっと浮雲園地まで。

東大寺大仏殿の屋根と、先日行われた山焼きの痕が痛々しい若草山。 

 
 

見えている建物は新公会堂。

  

夕方まで時間があるので、近鉄電車に乗って学園前まで。