goo blog サービス終了のお知らせ 

涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

興福寺

2017-03-16 14:50:00 | 寺院・神社

今日も電車通勤。
仕事は午前で終わり、そのまま近鉄奈良駅まで。
近鉄奈良駅にある観光案内所で興福寺での阿修羅展示のチラシをもらいました。 
同時に東金堂で「国宝仏頭 80年ぶりの還座、600年ぶりの日光・月光菩薩との再会」も開催されている様子。 

 

近鉄奈良駅から二条大路を東にゆっくり歩いて10分ほど。

途中に今回の仮講堂の「阿修羅」と、秋に東京国立博物館での「運慶」の看板。
「快慶」はこの春、奈良国立博物館で開催ですよ! 

 

境内の北側から仮講堂を目指します。

 

途中にある桜の樹、蕾が少し膨らんで、色付いてきています。

 
 

右手に仮講堂と中金堂の復元工事の覆いが見えてきました。
あれ?行列できていない。ラッキー!

 

左手には東金堂、五重塔。 

 

いつもだと東金堂と仮講堂はセット券になるのですが、今回は別々のチケットになっていました。

とりあえず仮講堂の券を購入しました。

今回の特別展示興福寺国宝特別公開」は、国宝館耐震工事に伴い、普段非公開の仮講堂で、
阿修羅像をはじめ八部衆十大弟子、金剛力士など国宝館の主要な国宝を春と秋に公開することになったものです。
3月15日(水)~6月18日(日)、9月15日(金)~11月19日(日) の前期後期で展示があります。
 

 

仮講堂と中金堂の間から向こうに北円堂が見えています。

 

中金堂の復興工事現場を隙間から。

 

仮講堂。

 

中の様子。

八部衆像、十大弟子像、天燈鬼・龍燈鬼像、金剛力士像という国宝に、
梵天・帝釈天像、四天王像の重要文化財、国宝の華原聲という楽器も展示されています。

天燈鬼・龍燈鬼像、四天王像は前期のみの展示となっていますので気を付けてください。

仮金堂からこれから向かう東金堂。

 

東金堂のチケット。

  

 300円の郵便切手にもなった興福寺の仏頭。実は685年に蘇我倉山田石川麻呂37回忌供養のために造立された飛鳥山田寺本尊の頭部です。1187年に東金堂本尊薬師如来像として迎えられましたが、1411年に堂とともに被災。幸い残った頭部が1415年に再興された現東金堂本尊台座の中に納められ、1937年(昭和12)の東金堂解体修理時に発見されました。
 発見後、仏頭は帝国奈良博物館(現奈良国立博物館)にしばらく寄託されていましたが、国宝館が1959年に竣工したのを機に収蔵安置されました。
 今回、国宝館の耐震にかかわる建物の大規模改修工事のため、一年間休館することになり、その間、東金堂へ還座することになりました。

東金堂からの南円堂。屋根の左下に三重塔の屋根が見えています。

 

東金堂と五重塔。

 

東金堂の幕。

 

南円堂にお参りをしてから帰ります。

 
  

中金堂の再建工事現場の南側を通り、

 

振り返ると五重塔、そして若草山と東金堂。

  

お経を一通り唱えて近鉄奈良駅へ向かいます。


興福寺で「美を極めた仏たち、一堂に集う 阿修羅 天平乾漆群像展」

2017-03-15 23:00:00 | 寺院・神社

今日の新聞記事で、そうだ、興福寺の仮講堂で国宝阿修羅像をはじめとする天平乾漆仏像が公開されるんだった。と思い出した。

以前にも同じような行事がありましたね。以前は「仮金堂」だったのに、今は「仮講堂」。
いつから名前が変わったのかな?


2012年には「鎌倉再興期の傑作を一挙公開!」 

  

2009年には「お堂でみる阿修羅」。

 

この時はまだ中金堂の再建工事は行われていませんでしたね。

どちらも出かけましたが、前回、前々回と休日に訪れ、大混雑だったので、明日の平日午後から行く予定です。


興福寺会館で三重塔内部VR体験

2016-10-09 14:00:00 | 寺院・神社

三重塔へ向かいます。

国宝特別公開の拝観券売り場の隣で福井県の米を売っていました。

 

 

福井県の米を興福寺に献上しており、今日その献上の日らしいです。

南円堂前の御朱印をいただくところには多くの人。
今朱印を集めるのがブームだそうですね。

 

本来は参拝をする人がいただくものなんですけどね。

 

一緒にお経を唱えてしまいました。 

南円堂の前の橘。まだ緑色の実の物やもう橙色になっているものも。

 

そこから見える三重塔。

 

鐘楼。11時、12時、13時と、すでに三度鐘の音をきいています。

 

三重塔へむかう階段の両側に立つ幟。
「不空羂索観音菩薩」は南円堂の御本尊です。

 

興福寺会館に到着です。

 

「冷やしVRはじめました。」の幟。

職員さんにVRの器機を冷やしているのかと尋ねたら、
器機が発熱するので、使用後冷やしているそうです。
確かにアイスクリームを冷やすときに使われる機械で毎回冷やしていました。

  

6人1グループとなり、1グループ4分ちょっとのVR体験となります。

これがVRを体験するヘッドマウントディスプレイ。

 

前面にスマホ?を装着しているようです。

 

ヘッドホンを装着するのですが、1グループに二人まで、cear社のスピーカーでの音響体験ができます。

 

前のグループは3人希望者がいてじゃんけんで決めていましたが、
自分のグループは自分ともう一人だけでした。ラッキー!

塔の内部、そして扉まで鮮やかに復元されていてびっくりです。 

VR体験後、腹が減ったので、よく行くならまちのCafeへ向かいます。

 
  
  

 


五重塔

2016-10-09 13:00:00 | 寺院・神社

三重塔から五重塔へ向かいます。

再び「開花」と南円堂。

 

南円堂へ向かう途中にある地蔵尊。

 
 

いつも眺める五重塔。

 

拝観券を提示して、普段入ることのできない柵の中へ。
ここは初層に入ることができます。 

 

ここの布の模様も鹿ですが三重塔のとは違いますね。

 

柵の中から南円堂。

 

さすがここから見る五重塔は迫力あり。

 

五重塔の前には奈良時代の灯籠篭の基石、その後ろに室町時代の石燈篭。

 
 

かなり並んで、ようやく基壇の上まで来ることができました。

組木、圧倒的な重厚感。

 

普段は眺めることのできないところからの五重塔。

 

南円堂が同じ高さで見えています。

 
 

昔の塔の彩色がのこっているのでしょうか?単なる汚れ?

 

五重塔も長年の風説のためにいろいろ傷んでいます。

 
 
 

さすが50分待ち。凄い人です。

 

ようやく塔内に入ってゆきます。

 

北側の弥勒三尊像

 

南側の釈迦三尊像

 

西側の阿弥陀三尊像

 

 東の薬師三尊像

 

あ、もう1時。
興福寺会館に急がないと。 


国宝特別公開2016 五重塔三重塔 二つの塔同時開扉

2016-10-09 11:00:00 | 寺院・神社

 

そのうち、そのうちと思っているうちに残すところ今日を含めてあと2日となってしまった興福寺の二つの塔の特別開扉。
以前訪れた時はガラガラだったのですけど、
こういうイベントって最終日に近づけば近づくほど混雑するんですよね。
しかも今日は休日。

でも、昨夜凄い雨が降ったしな・・・

到着したのは午前10時過ぎでしたが、すごい人ででした。 

  

バスで近鉄奈良駅まで、そこから東向き商店街を南に、途中で東に折れ、坂を上って境内に入ります。
興福寺五重塔とその向こうに高円山。 

 

とりあえずはまず五重塔の南にある拝観券発売所に行かないとね。

そうそう、この前買った「心」弁当に入っていたあの券を持って行って、におい袋ももらわないとね。

  

拝観券と一緒にパンフレットもいただきました。

 
 

VRは整理券が必要ということですが、その整理券は会場となる三重塔すぐ西の興福寺会館前で配布ということで先に三重塔へ行きます。

ちなみにすでに五重塔の前には長蛇の列。入塔までには50分かかるということです。

 

先日夜に見た、「古都祝奈良」のアートプロジェクトの一つ、イランのサハンド・ヘサミアンによる「開花」。
こういう色をしているんですね。

 

南円堂と一緒に。

 

うわ~、三重塔でも並んでいる。ただ30分ほどらしい。
向こうに南円堂と五重塔が見えています。

 

この拝観券を見せて、整理券をもらいます。
このとき朝の10時半で、予約券は午後1時からの整理券。
1時半までにはお越しください。と言われました。
とりあえず三重塔を先に観ようと列に並びます。

 

 

三重塔とはいえ、下から見上げるとかなりの迫力。

 

列のとちゅうに塔の説明書き。

 

扉にかけられている布の模様は鹿です。

 

長年の風雪に耐えた三重塔、金属部分がかなり傷んでいます。

 

 

三重塔は初層公開ですが、内部に入ることはできず、扉から中をのぞくだけ。
初層のすぐ北側に「窪辨財天」と書かれた石碑。

説明にもあったように、興福寺の弁財天は、窪辨財天と称し、弘法大師が天川の弁財天を勧請したと伝えられています。

 

塔の中央にある板絵や、柱の模様はほとんどわからなくなっています。

板絵

 
  

  

窪辨財天。
頭上に宇賀神をいただいています。

 

内陣

  

あとで訪れる予定のVRでは内部が復元されているようで、その復元された天井。

 

三重塔から出て、五重塔へ向かう途中の坂から三重塔。