GLAY／Precious

 新曲秘話

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　GLAYが9月8日に発売した42枚目のシングル『Precious』。

　所属レコード会社から独立して、新たに立ち上げた自主レーベルからの第1弾シングルとして発売されたこの曲にまつわる秘話を紹介します。



 一冊の本との出合い

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　ある日、GLAYのギターのTAKUROの元にある一冊の本が届けられた。その本は、若くして妻をがんで亡くした夫が書いた闘病記だった。


　　　　　　　　　　　　　　　
　

　そして、「本の中にGLAYが出てくるけど、決して本を売るために書いたわけではありません。二人の間にGLAYの曲があったからなんです。それをわかってほしい。」という手紙が添えられていた。


　　　　　　　　　　


　その本の差出人はその夫からで、その人はGLAYがまだブレイクする前に、GLAYの曲のCMのタイアップをとるために働いていた元スタッフだった。


　　　　　　　　　　


　本を読んだTAKUROは、子供にがんであることを隠して約8年間がんと闘い続けた夫婦の物語に感銘を受け、書き上げた曲がこの『Precious』だった――。



　　　　　　　　　




 編集後記

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　この『Precious』の記事をアップするかどうか迷っていた時、仕事中に同じ会社の社員が40歳の奥さんをがんで亡くしたという弔事連絡をメールで受け取りました。

　その時、その亡くなった奥さんの鎮魂の意味でも記事にしようと決めました。

　ただ、PreciousのPVに出てくる夫役の俳優が、お笑い芸人の麒麟の田村にそっくりで迫真の演技が台無しになっているのが残念。。



【記事引用】「TAKURO WEBインタビュー」
【画像引用】「Amazon.co.jp」