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【映画大ヒット】 「サン縫製ビル」 -ガンダムが生まれた場所-

2025年02月18日 | 日本文化



 「サン縫製ビル」-ガンダムが生まれた場所-



 1979年に放送が始まった『機動戦士ガンダム』は、今年で46年を迎えました。

 今年の1月には映画『機動戦士ガンダム GQuuuuuuX (ジークアクス) 』が公開され、興収25億円、観客動員155万人を突破する大ヒットとなっています。
 
 それを記念して、『機動戦士ガンダム』という日本を代表する伝説の作品を制作したスタジオがあったサン縫製ビルについて紹介します——。





 ガンダムブロンズ像「大地から」



 サンライズの本社とアニメ制作スタジオの最寄り駅だった西武新宿線「上井草駅」。

 駅前には「大地から」と題されたガンダムのブロンズ像が立っています。2008年3月23日に行われた除幕式には、冨野由悠季監督も訪れました。















 旧サンライズ本社ビル



 駅前から東側に少し進むと、サンライズ本社だったビルが見えてきます。(現在は、杉並区荻窪にある藤澤ビルディング内に移転)








 旧サン縫製ビル (現・サンライズビル)



 旧サンライズ本社ビルの南側に延びる通りを直進すると、左手にサンライズのアニメ制作スタジオがあった建物が見えてきます。

 1階が第1スタジオで、『機動戦士ガンダム』『太陽の牙ダグラム』『装甲騎兵ボトムズ』などが制作されていました。

 (『Zガンダム』『逆襲のシャア』は、2階の第2スタジオで制作)







 3階と4階には、当時のビルのオーナーだった縫製業者が入居していたようです。



























・旧サン縫製ビル (現サンライズビル)
 東京都杉並区上井草2丁目37−7
 ※西武新宿線「上井草駅」から徒歩3分




 編集後記



 伝説的な作品を創り出したビルとあって、ちょっと緊張しながら訪れましたが、こじんまりとしたどこにでもあるような小さなビルでちょっと拍子抜け。

 スタジオ移転後に訪れたこともあって伝説の抜け殻のような感じでしたが、『機動戦士ガンダム』の原点に来れて感動でした。




 かつて、富野由悠季氏、安彦良和氏、板野一郎氏などのアニメーターが、まだ人気が出る前の初代ガンダムのセル画を必死に描いていた姿を思うと、感慨深いものがありました。

 日本を代表するアニメが制作されていた場所なので、功績を顕彰する記念碑的なものがあってもいいのではないでしょうか。

 日本が世界に誇る『ウルトラマン』を生んだ円谷プロ東宝ビルトの跡地に何の顕彰碑も無いように、この国は文化に対する敬意が無さすぎます——。






【出典】「日本バトリング協会」「takama2_shinji | Twitter



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