タイ・バンコクの庶民の生活に迫る!

~タイの庶民の生活とは? 一歩でも近づくために~

家族とは、家とは、仕事とは

2011年11月21日 | わが家族のこと
家周辺が水没し、家に帰れない状態が今日ですでに21日になる。10月21日朝3時に家を出て、日本に行ってからを数えると31日間も家に住んでいないことになる。10月30日に意を決して家の状態を見るために、また一人で留守番している犬を救出するため帰っては見たが、家にいたのは30分。周辺の環境は住める状態ではなかった。


 いつも行っているセブンイレブンも、カオパットを頼んでいるお店も、好きだった喫茶店もみな水に半分沈んでいて、あたりはさながらゴーストタウンになっていた。
とても悲しかった。
でも、そんなものは感傷に過ぎない。考えてみれば我が家が台無しなどと思っていたが、「我が家」と言っても借家だ。
家族とは離散になってしまった。息子と最愛の家内はコーンケンの田舎暮らしで、だんだん都会生活の私とはギャップが生じてきて悲しいと思ったが、これも単たる感傷に浸っているだけで、考えてみれば、子供と家内にとっては空気のいいところに住んで昼間は田んぼで稲刈り。早寝早起きは体にいいし、バンコクにこだわっている理由もない。
土日私が帰ってリラックス、月~金までBKKで仕事して土日週末は田舎で稲刈りなんて悪くはない。
 もっと言ってしまうと、田舎に引っ越したって言い訳だ。家は借家だし、いまの仕事にそんなにしがみつく理由もないかもしれない。(半分以下の給料で田舎暮らしのほうが幸せかもしれないい)。
第一この後(特に来年は2012リスク)バンコク暮らしはリスクがともない、何もいい事が無いかもしれない。洪水もそうだが、社会安定性のリスク(政治、王室)、仕事だってどうなるか分からない。
 そう考えてみると、この「一家離散をもたらした悲劇的な洪水」もいい機会を与えてくれたのかもしれない。
考えてみれば、バンコクにいても決してバンコクの生活を楽しんでいるわけでもなんでもないし、都会的なものに魅力を感じているわけでもなんでもない。日本料理も食べなければ、ホテルのラウンジでゆっくりするわけでも、パブやしゃれた店に行くわけでもない。
そんなものは一時間バスに乗ればコーンケンでもある。(おまけに安い)
そうだ、これは地方都市に越すことを考えてみる良い機会に違いない。神様はそういっている。
この土日帰って、家内と相談してみよう。少なくとも家の契約だけ済ませて、今まで通り、大学にはアパートから通って、土日帰ればいいんじゃないか、メリハリは尽くし、などと考えている。



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