みつけた
たからもの
さいしょに いとしいひとの なまえ
そのうしろに あたしの なまえ
きざむの
そして
そっと
ふたりの こゝろの はこに いれたら
ふたりで とろける くちづけ
そしたらね
みらいえいごう
あたしたちの こゝろに
ふういん するの
*
明日は 高２に時に書いた詩を タイトルだけを
漢字四文字に 変えて
片道切符を
握り締め
列車のデッキに
足をかける
“覚悟”という言葉は
大げさ
過ぎるけど
もう戻らない
心積もり
誰にも
相談しなかったのは
きっと
誰もが反対するから
一生涯の安定と
一生涯の刺激と
どっちをとる
そう聞かれて
その答えが
この 片道切符
***
タイトル 漢字四文字に はまってしまいました
この後 明日 明後日と ２作品
漢字四文字タイトルとなります
「美月葉月 別館」 更新しました
いよいよ あいうえおカルタ
最難関の “ら行” 制覇まであと少しです
昨日の余韻が 小指の先を 痺れさせる。
*
「美月葉月 別館」 あいうおえカルタ
そろそろ 終盤です
よろしかったら ブックマークから どうぞ
水は器に
その姿
自在に自由に。
柔和に
滑らかに
透明に
清々しく
誰の手垢にも
染まらない。
あなたという
器に
自在に自由に
わたしは
変化（へんげ）する。
もう間近
真冬のフライト
雲の上から
見下ろす
富士の山は
真白だろうか
湘南の海は
波だっているだろうか
そして
伊丹には
同じ目線の
きみの姿が
そこに
微笑んで
いるだろうか
手に掬う
花びらが
ひらひらと
はらはらと
こぼれゆくさまを
何をすることもなく
だた
じっと
目で追う。
こぼれゆくものは
こぼれなさい
残るものだけが
それこそが
私の確か
なのだから。