少しの だるさと
少しの 熱っぽさが
張りつめた神経を
弓なりに
緩ませてくれる
気の利いた言葉とか
野暮ったさを嫌うとか
考えることなく
おもうがまま
言葉を連ね
今年の おやすみを
言おう
幕が開く
その寸前の
ゾクゾクさ
合図の交響曲
脳天に響く
第一節
どう
感じる
まだ
感じる
こゝろは
どう
からだも
どう
*
美月葉月 別館
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よろしかったら どうぞ
何かを
足すでもなく
何かを
引くでもなく
過不足なく
今は ひたひた
*
美月葉月 別館
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よろしかったら どうぞ
まさに
きっかけなんて
思いもよらぬもの
だけどそれが
今まで滞っていた
血を騒がせた
ゴングが鳴る
わたしは
そのステージに
上がる
もう一度
*
美月葉月 別館
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よろしかったら どうぞ
外せない
それだけは
外せない
カルピスバターと
ポンパドールの焼きたてバケット
オフホワイトと
チャコールグレイ
そして
誰にもさわらせない
この
つばさ
なかなか
使えない
使いたくなかった
その言葉
だって
卑怯だもの
透明な
見えない糸なんか
つけちゃって
だけど
この歳にして
手に入れた
魔法を使って
たぶん
使うわ
使ってやるぞ
ストロベリーパフェのような
そんな
その言葉
