清廉。 2010-01-29 10:04:10 | 美月葉月 どこに何が 隠れているのか わからない どこに何が 隠されているのかも わからない 混濁しているように見えても その一点は澄んでいる 清廉のように澄んでいる
片目 2010-01-22 23:55:37 | 美月葉月 片目で見ている 目を見開き“確か”なんかを 両目で見る必要なんて ないもの いいそれでいい それが私が創りだした 偶像でも 片目で見えるそのところ いいそれだけで いい。
永遠の恋心 2010-01-21 23:46:24 | 美月葉月 距離は変わらない 薄い布切れだけが隔てたあの日も 横断歩道のこっちとあっちに なったあの日も ここには 届きそうで届かない という名の 永遠の恋心が 存在 する
ゆくえ 2010-01-16 23:26:01 | 美月葉月 もう泣いたりしないし 行き先知らずのこゝろ 持て余すこともない とこかに 消えたの浮遊してるの 溶けたの気化したの 時は やさしくそして 意地悪
そのひと。 2010-01-09 22:51:50 | 美月葉月 かけがえのないそのひとは 遥か遥かだけど 私の泉をぽとり と 響かせてくれる かけがえのないそのひとは それだけでもう それだけなのだけど それだけでかけがえのない そのひと。