ねえぇ、と
語りかけて
みる
傍 居ぬ人に
語りかけて
みる
夢の中で
語りかけて
みる
応え なくとも
語りかけて
みる
*
葡萄ジャム作りました！
激ウマでしたよん
痛みがある
深層が抉り取られた
ような
隠しても隠しても
噴出してしまう
ような
忘れてしまいたい
だが
決して
忘れてはならぬ
痛みがある
***
いつも行く 大船植物園に 行ってきました
あの台風明けに です
いつもなら そろそろコスモスのきれいな時期です
しかし コスモスの多くは風に倒されてしまっていました
植物園の方のお話によると
海水が強風に運ばれ 塩害もあるそうです
それでも上を向いて咲こうとしている花を見ると
命の力強さを感じます
忘れてはならぬ ことも 多くあると 感じました
急ぐように
降りはじめた
終わりの雨は
いとしきひとの
涙のようで
この手で
掬い上げて
この頬に
滴らせて
重ねてみる
*
この雨は
夏の終わりを告げる
雨なのでしょうか
何ものなのか
未だ わからず。
だが
変化してゆく
その様を
楽しめるようになった
わたしは
この先
まだ
へんげ する。
*
ひとつの物体が 変化する様を見るのが 好き
というわけで ジャム作りが 大好きです
春から秋にかけて ジャムになる実の豊富なこと
春のスタートは いちご
そして 杏 プラム ブルーベリー プルーン
あ、途中 桃をコンポートにして 若干失敗しましたが（笑）
今年は酸味のある葡萄を選んで 葡萄ジャムにもチャレンジしたいです
*
そして わたしも 私が望む姿へと 変化したゆきたいと 思うのです
すんなりと
手に入ったのなら
たぶん
いらないと
答えるだろう
手にしたと
思えば
するりと。
欲しかったの
そうじゃなかったの
さあ
どっちだったの