墨色の薄い色に
身を横たえるように
穏やかな
欠ける月夜
忘れゆくものと
残されるものと
誰がどう選別するのだろう
私の記憶なのに
そんなことも
穏やかな心地の中
ぼんやりと思いながらの
私に持つことの許された
あなたとの記憶
誰がどう選んだ
それは知らずのことだが
だが
“いい想い出”
だけが
手元に残された
在る夜の出来事
墨色の薄い色に
身を横たえるように
穏やかな
欠ける月夜
忘れゆくものと
残されるものと
誰がどう選別するのだろう
私の記憶なのに
そんなことも
穏やかな心地の中
ぼんやりと思いながらの
私に持つことの許された
あなたとの記憶
誰がどう選んだ
それは知らずのことだが
だが
“いい想い出”
だけが
手元に残された
在る夜の出来事