美月葉月

言の葉 ゆらり

初恋慕情

2011-02-01 21:10:13 | 美月葉月

 

灯りを けして
私の てのひらを
見つめる

いつの間にか
時は流れ

いつの間にか
窓の外は闇

をんなで あることは
あまりにも

虚しく

“待つ” ということの
時の長さに

驚かされる

暗い あまりにも
暗い

お願い
どうぞ ひかりを

 

*

 

高2の時に 書いた詩です
「女」 でもなく 「おんな」 でもなく 「をんな」 と 現すところなんぞ
今より 感性 豊かのようで その当時の自分に嫉妬します

高校生だった私が 背伸びをした恋だったのですが
もちろん 定番のごとく 実ることなく 人生初の 大失恋を経験することとなります

そんな ほろ苦い 初恋慕情です

 

 



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