先月帰国したときに、せっけんシャンプーを買ってきた。
中国に来て、早4年。
最初はLU●を使ってみたのだが、しばらくして髪が痛んできた
その後1年くらいPAN▲ENEを使っていたのだが、杭州にWatsons(ドラッグストア)がオープンしてからはWatsonsのシャンプーを色々試していたのだけど…。
1年くらい前から一時帰国で日本の美容院に行くと、
「髪、ちょっと傷んでますね~。」と言われるようになった。
ここ1年くらいパーマをかけているので、そのせいかなと思っていたのだが、
先々月珍しく上海の日系美容院に行ったときも、
「毛先、傷んでますね~。」と言われてショック
自慢じゃないが、日本にいた時は褒められることはあっても、「傷んでる」なんて一度も言われたことがない私の髪。
美容師さんに、「もしかしてシャンプーが合ってないのかも知れないですよ。」と言われるまで気付かなかった。
上海の美容師さんによると、確かにこっちでもL■XもP○NTENEも売ってるけど、成分は日本で売られているものと違うのだそうだ。
中国では以前からシャンプーと言えばリンスインが普通で、しかも日本のように頻繁に髪を洗う習慣がなかったため、洗浄力の強いシャンプーが多い。
成分表示が義務付けられていないためわからないが、香料なんかもキツイし、相当入っているんじゃないかと思う。
考えたら実家は生協愛用家族だったので、いつも自然派のシャンプーを使ってて、こんなに長期間、市販の合成シャンプー自体使ったことがなかったことに、初めて気付く。
しかも中国に来てからバスタブのない生活なので、シャンプーするとその泡を全身にかぶってしまうことになる。
日本のネットで合成シャンプーの化学成分について、発ガン性やアレルギーなどその健康被害を警告するサイトがいくつかあって見てみたが、皮膚を通して入ってくる化学成分は、口から入ってくる化学成分と同じか、それ以上に健康被害を及ぼす可能性があると書いてあって、こわくなってしまった。
しかし、中国ではせっけんシャンプーはおろか、化学成分無添加、または少なめ(自然派)のシャンプーなんて見たことがない。
こっちの人はまだまだ洗浄力も香りも強いシャンプーが良いシャンプーだと思っているので、そういう意識さえあるのかどうかわからない。
とりあえず先月半ばから、日本のせっけんシャンプーに変えてみた。
最初は泡立たないし、タダでさえ多め&太めの髪がゴワゴワになるしで、
収拾がつかなくて泣きそうだった。
それでもせっけんシャンプー愛好家の方のサイトを覗くと、最初の1ヶ月は慣れるまで辛抱が要る、とのことだったので、頑張ってそのまま使い続けてみると…。
先週あたりからだんだん髪がせっけんシャンプーに慣れてきたのか、サッパリしていい感じである。
洗い上がりは合成シャンプーほどサッパリしないのだけど、合成シャンプーだと2日目にはもう痒くなったりベタベタした感じがあったのが、せっけんシャンプーだと2日目でも全然問題なし。
ナント先月カゼをひいて3日洗えなかったときでも、気にならなかった。
私の場合、せっけんシャンプー専用のリンス少量を使い、洗ってから毛先の部分だけ少し椿油をつけて乾かしておくと、櫛通りもスルスル
椿油はこっちのWatsonsで買ったものだが、これのお陰か以前は一晩寝るとすぐバクハツしていた髪がしっとりまとまり、翌日でもムースが要らなくなった。
相方に「やっぱり安心できるシャンプーがいいよ~」と言うと、
「そういえば昔はシャンプーなんて売ってなくって、普通の固形せっけんで髪も洗ってたし、もっと前は、木の実を取ってきてそれでシャンプーしてたよ。」
という答えが。
私:「その木の実って、何の木の実なの??」
相方:「さあ…、知らない。村の人はみんな『シャンプーの木』って言ってたけど??」
『シャンプーの木』って何!???
相方によると、ちゃんとそれなりに泡も立って洗えたそうだ。
小さくて黒っぽい木の実で、相方の村の周辺では昔はどこでも見かけたそうだが、今はもうなくなってしまった、とのこと。
ソバ枕といい、シャンプーの木の実(?)といい、昔の生活って本当に自然派だったんだなぁと実感。
残念なのは、中国ではまだまだ新しいものばかりが良い、という意識が強く、古くて良いものがどんどん消えていってしまうこと。
相方も気に入ってくれたし、次に日本に帰ったら、またせっけんシャンプー買ってこよう…
中国に来て、早4年。
最初はLU●を使ってみたのだが、しばらくして髪が痛んできた
その後1年くらいPAN▲ENEを使っていたのだが、杭州にWatsons(ドラッグストア)がオープンしてからはWatsonsのシャンプーを色々試していたのだけど…。
1年くらい前から一時帰国で日本の美容院に行くと、
「髪、ちょっと傷んでますね~。」と言われるようになった。
ここ1年くらいパーマをかけているので、そのせいかなと思っていたのだが、
先々月珍しく上海の日系美容院に行ったときも、
「毛先、傷んでますね~。」と言われてショック
自慢じゃないが、日本にいた時は褒められることはあっても、「傷んでる」なんて一度も言われたことがない私の髪。
美容師さんに、「もしかしてシャンプーが合ってないのかも知れないですよ。」と言われるまで気付かなかった。
上海の美容師さんによると、確かにこっちでもL■XもP○NTENEも売ってるけど、成分は日本で売られているものと違うのだそうだ。
中国では以前からシャンプーと言えばリンスインが普通で、しかも日本のように頻繁に髪を洗う習慣がなかったため、洗浄力の強いシャンプーが多い。
成分表示が義務付けられていないためわからないが、香料なんかもキツイし、相当入っているんじゃないかと思う。
考えたら実家は生協愛用家族だったので、いつも自然派のシャンプーを使ってて、こんなに長期間、市販の合成シャンプー自体使ったことがなかったことに、初めて気付く。
しかも中国に来てからバスタブのない生活なので、シャンプーするとその泡を全身にかぶってしまうことになる。
日本のネットで合成シャンプーの化学成分について、発ガン性やアレルギーなどその健康被害を警告するサイトがいくつかあって見てみたが、皮膚を通して入ってくる化学成分は、口から入ってくる化学成分と同じか、それ以上に健康被害を及ぼす可能性があると書いてあって、こわくなってしまった。
しかし、中国ではせっけんシャンプーはおろか、化学成分無添加、または少なめ(自然派)のシャンプーなんて見たことがない。
こっちの人はまだまだ洗浄力も香りも強いシャンプーが良いシャンプーだと思っているので、そういう意識さえあるのかどうかわからない。
とりあえず先月半ばから、日本のせっけんシャンプーに変えてみた。
最初は泡立たないし、タダでさえ多め&太めの髪がゴワゴワになるしで、
収拾がつかなくて泣きそうだった。
それでもせっけんシャンプー愛好家の方のサイトを覗くと、最初の1ヶ月は慣れるまで辛抱が要る、とのことだったので、頑張ってそのまま使い続けてみると…。
先週あたりからだんだん髪がせっけんシャンプーに慣れてきたのか、サッパリしていい感じである。
洗い上がりは合成シャンプーほどサッパリしないのだけど、合成シャンプーだと2日目にはもう痒くなったりベタベタした感じがあったのが、せっけんシャンプーだと2日目でも全然問題なし。
ナント先月カゼをひいて3日洗えなかったときでも、気にならなかった。
私の場合、せっけんシャンプー専用のリンス少量を使い、洗ってから毛先の部分だけ少し椿油をつけて乾かしておくと、櫛通りもスルスル
椿油はこっちのWatsonsで買ったものだが、これのお陰か以前は一晩寝るとすぐバクハツしていた髪がしっとりまとまり、翌日でもムースが要らなくなった。
相方に「やっぱり安心できるシャンプーがいいよ~」と言うと、
「そういえば昔はシャンプーなんて売ってなくって、普通の固形せっけんで髪も洗ってたし、もっと前は、木の実を取ってきてそれでシャンプーしてたよ。」
という答えが。
私:「その木の実って、何の木の実なの??」
相方:「さあ…、知らない。村の人はみんな『シャンプーの木』って言ってたけど??」
『シャンプーの木』って何!???
相方によると、ちゃんとそれなりに泡も立って洗えたそうだ。
小さくて黒っぽい木の実で、相方の村の周辺では昔はどこでも見かけたそうだが、今はもうなくなってしまった、とのこと。
ソバ枕といい、シャンプーの木の実(?)といい、昔の生活って本当に自然派だったんだなぁと実感。
残念なのは、中国ではまだまだ新しいものばかりが良い、という意識が強く、古くて良いものがどんどん消えていってしまうこと。
相方も気に入ってくれたし、次に日本に帰ったら、またせっけんシャンプー買ってこよう…
トリートメントを日本のパンテーンにした瞬間に、
髪のツルツル度がアップ・・・・・・汗
そういえば、中国人ってあんま髪の毛洗いませんもんね。
そりゃ、洗浄力強くなってますよ・・・
ラ●クスもパンテーンもなんかいろんな種類の出てますもんね。日本じゃそんなに種類なかったような・・・
うちも相方にシャンプーの前は何使ってたのか、と聞いてみたら、石けんでした。オレンジ色のせっけん。
家にありました・・・汗
シャンプーの木についての情報は得られず・・・
相方両親に聞いています><
ほんと昔の中国は自然派だったんですね。
この発展が一段落して、
環境問題を考える余裕が出てくると、
たぶん自然派の良さに気づくんでしょう・・・この国も。
不安になってきました
オレンジ色のせっけん、うちの相方の実家でも見たことがあります!
あれ一個で洗濯からシャワーまで、考えようによっちゃ便利ですよね。
今スーパーで売られているせっけんは化学成分がいっぱい入っているけど、あのオレンジ色のせっけんは手作り風だったので、安全だと思います。
シャンプーの木は、さすがに杭州では多分、とっくの昔に廃れてしまっているでしょうね…
>JIZIさま
毎日中国企業の資料を翻訳していると、日本では許可されていない化学薬品がホントにいっぱい出てくるので、こわくなってきて…。
なんだかんだ言っても、日本は健康被害の出る可能性のある薬品は厳しくチェックしてるなぁ、って思います。
こっちのシャンプーや洗剤は成分表示していないし、表示していても信用できるのかどうか…
第一、毎日お風呂に入ってシャンプーするって前提で作られているのかもナゾです