春節休暇が明けて出勤してみると、社内は仕事そっちのけでイベントの準備に追われていた。
会社にとって年に一度の春節晩会(パーティー)が週末に迫っているのだ。
私はもう3度目だが、一言でどんなイベントかと言えば
「高校の文化祭」である。
社内には実行委員会が作られ、各部署有志はこの日のために数ヶ月前から劇や踊りの練習をしている。
但し高校の文化祭と違うのは:
①従業員3500人全員強制参加
②会社賛美のプログラム多し(ゲロゲロ)
③優秀な演目には高額の賞金(一般の従業員の年収分くらい)が出る
ことである。
特に③がスゴイ。
当たり前だが、皆目の色を変えて練習に励んでいる(仕事そっちのけ)。
去年賞を取った劇やダンスは、セミプロかと思うくらい上手かった。
ダンスなんかは外部から講師を招いて特訓しているそうである。
私は「仕事もこのくらい情熱を持ってやってくれたら…」と内心ため息をつきつつ、休暇中にたまった仕事を黙々とこなしているが、この会社ではこんな努力は全く評価されない。
上司からしてイベント最優先なので、逆に「協調性がない」とか訳わからんこと言われて評価を最低にされたりする。
わかっているのだが、私の客は日本人なのでそんな理屈は通用しないだろう。
私は会社とは「仕事をしに来る所」だと思っているので、自分のポリシーに従ってやっているだけなのだが、ここでははっきり言って不毛である。
その協調性のない私も、どうしても参加しなければならない演目がある。
各部門別の「隊呼(Dui hu)」だ。
「隊呼(Dui hu)」とは何ぞや?
昔、中学の体育祭のときに、各クラス別に太鼓を鳴らしてやった懐かしの応援合戦(エール)のようなものである。
各部門別に舞台に上がり、オリジナルのエールを叫ぶのだ。
で、それだけでは間がもたないし、盛り上がりに欠けるので、音楽にあわせて振りをつけることになった。
ダンスと言いたいところだが、間違ってもダンスではない。「振り」である(爆)。会社の昼休みにその「排練(pai lian)」、つまり練習をするため、いつもは一時間の昼休みは30分に短縮されている。
うちの国際部全員(約100名)でこれをやるのだが、はっきり言って皆さんまるでリズム感がない。
「1,2,3,4、」と手を叩いて音楽にあわせようとするのだが、わざとやってるんじゃないかと思うくらい、合わない(爆)。
振りは幼稚園のおゆうぎより簡単なのに、何故ここまで合わないのかと思うと笑いをこらえるのに必死である。
ちなみにうちの社員の平均年齢、26歳。
賞金かかってるとはいえ、文化祭にここまで燃えることができるのが信じられない。
中国の学校には、文化祭などの学校行事はほとんどないそうである。
学校とは、ただ勉強しに行くところらしい。
皆就職して初めて文化祭や遠足(社員旅行)など、遅すぎる青春(げっ)を味わっているのかもしれない。
もしかして私も、これについていけるようになれば立派な中国人??(爆)
ついていく気力もないけどさ…。
会社にとって年に一度の春節晩会(パーティー)が週末に迫っているのだ。
私はもう3度目だが、一言でどんなイベントかと言えば
「高校の文化祭」である。
社内には実行委員会が作られ、各部署有志はこの日のために数ヶ月前から劇や踊りの練習をしている。
但し高校の文化祭と違うのは:
①従業員3500人全員強制参加
②会社賛美のプログラム多し(ゲロゲロ)
③優秀な演目には高額の賞金(一般の従業員の年収分くらい)が出る
ことである。
特に③がスゴイ。
当たり前だが、皆目の色を変えて練習に励んでいる(仕事そっちのけ)。
去年賞を取った劇やダンスは、セミプロかと思うくらい上手かった。
ダンスなんかは外部から講師を招いて特訓しているそうである。
私は「仕事もこのくらい情熱を持ってやってくれたら…」と内心ため息をつきつつ、休暇中にたまった仕事を黙々とこなしているが、この会社ではこんな努力は全く評価されない。
上司からしてイベント最優先なので、逆に「協調性がない」とか訳わからんこと言われて評価を最低にされたりする。
わかっているのだが、私の客は日本人なのでそんな理屈は通用しないだろう。
私は会社とは「仕事をしに来る所」だと思っているので、自分のポリシーに従ってやっているだけなのだが、ここでははっきり言って不毛である。
その協調性のない私も、どうしても参加しなければならない演目がある。
各部門別の「隊呼(Dui hu)」だ。
「隊呼(Dui hu)」とは何ぞや?
昔、中学の体育祭のときに、各クラス別に太鼓を鳴らしてやった懐かしの応援合戦(エール)のようなものである。
各部門別に舞台に上がり、オリジナルのエールを叫ぶのだ。
で、それだけでは間がもたないし、盛り上がりに欠けるので、音楽にあわせて振りをつけることになった。
ダンスと言いたいところだが、間違ってもダンスではない。「振り」である(爆)。会社の昼休みにその「排練(pai lian)」、つまり練習をするため、いつもは一時間の昼休みは30分に短縮されている。
うちの国際部全員(約100名)でこれをやるのだが、はっきり言って皆さんまるでリズム感がない。
「1,2,3,4、」と手を叩いて音楽にあわせようとするのだが、わざとやってるんじゃないかと思うくらい、合わない(爆)。
振りは幼稚園のおゆうぎより簡単なのに、何故ここまで合わないのかと思うと笑いをこらえるのに必死である。
ちなみにうちの社員の平均年齢、26歳。
賞金かかってるとはいえ、文化祭にここまで燃えることができるのが信じられない。
中国の学校には、文化祭などの学校行事はほとんどないそうである。
学校とは、ただ勉強しに行くところらしい。
皆就職して初めて文化祭や遠足(社員旅行)など、遅すぎる青春(げっ)を味わっているのかもしれない。
もしかして私も、これについていけるようになれば立派な中国人??(爆)
ついていく気力もないけどさ…。
同感です!!
もともと協調精神がないから合わせるのは難しいと思うんですが、単純に個々が音楽に合わせればいいだけのモノも合わないってどういうことですかねぇ…
始業前にやるラジオ体操は笑いが堪えられないので一番前でやってます。お手本にもなるし、笑いに耐える必要もないし一石二鳥でしょ。
春節パーティなるものを初めて知りました。日本でも営業会社だとありがちですよね。
LD社もとても派手な変なパーティやっていたみたいだし。アジアの急成長しているIT企業像なのかもしれないですね。
中国で幼稚園に行ったことのある人って、うちの社員の世代でもすごく少ないんですが、まさかそのせいでリズム感がないとか…???(爆)ちなみに同僚は小、中、高校でも音楽の授業なんてなかった、と言ってます。私が五線譜読めるだけでびっくりされちゃったし。日本と違って校歌もないし。歌う機会が少ないのも原因かな??カラオケだとわりときちんと歌えるのに、ナゾです。
>linlinさま
はじめまして!コメント有難うございます。春節パーティー、2日連続で夜中まで出し物が続いて、もう死にそうでした(@@;)もちろんやってる方も大変そうですが、見ている方も長時間座りっぱなしでかなり疲れます。特に面白くない演目が続くと会場がうるさくて寝るにも寝られず…。中国の笑いって日本と違うし、ネタにしてるものもよくわかんないし、同僚に中国語で解説されて意味はわかってもどう反応して良いものか、正直困っちゃいます