はと@杭州便り

中国杭州で仕事&子育てしているはとぽっぽのページです。

[女乃]牛之夜(nainiu zhi ye)

2006-02-09 23:40:32 | 中国企業で働く
今日からいよいよ2日間の春節パーティーに突入した。
午前中はYホテルで国際部の2005年度総括ミーティング、昼食後自由行動。
午後4時半からSレストランで食事会。
夜6時からS体育館貸切で春節パーティー、その名も

[女乃]牛之夜(nainiu zhi ye)
直訳:「乳牛の夜」

なぜ?何ゆえ「乳牛」!??(爆)

このパーティーは毎年うちの営業部と合同でやっているのだが、セールスはとにかく売って、売って、売りまくってナンボの体育会系なので、毎年この「乳牛の夜」はものすごく盛り上がる。
内容は各チーム別のゲーム大会(人数が多いため20チームもある)。勿論賞金もかかっている。
各チームこの日のためにお揃いのトレーナーをあつらえ、旗やホイッスルなどの準備も万端。約1500人の集まった体育館は、始まる前から熱気でムンムンしていた。

ゲームもほとんどが身体を張った体力系で、当然参加者もほとんど男性。
各ゲームで最下位になったチームは必ず罰ゲームが課せられるあたりも、体育会系である。

毎年一番盛り上がるのが、「着替え競争」。
各チームから一人ずつ代表を選び、舞台の上に貼った幕の中で用意された服(?)に一斉に着替えさせられる。
3分で幕があげられてしまうため、まだ着替え中の人は当然サラシモノである。
審判がきちんと着替えられているかチェックして、得点をつけていくのだ。

3分あれば、大急ぎで着替えれば着替えられないことはない。
そう、それがいつも着慣れた服だったら…。

問題は
①このゲームの参加者は全員男性
②着替えなければならない服(?)は女性の服(っつーか、ほとんど下着)。

であることだ。
可哀相に男性陣はブラジャーのホックは掛けられず、ストッキングは上まであげられず、ウサギちゃんの耳はつけられず、のイデタチで1500人の衆目に晒され、舞台を行進させられるのである。
一応パンツだけは着替えなくて良いことになっているので、最悪の事態(?)にはならないが、場内は黄色い歓声の嵐である。

上海をはじめ南方の男性は優しくて弱いと聞いてはいるが、いくら何でもここまでイロモノを強要されると、さすがに同情を禁じえない。
ゲームには女性も参加しているのに、罰ゲームは全部男性と決まっているのも逆差別ではないだろうかと思ってしまう。

日本だったらどうだろう?
少なくとも昔働いていた会社の新年会では絶対に考えられない。が、高校の文化祭レベルでは似たようなことやってそうだ。
やっぱり「高校の文化祭」か!??

最新の画像もっと見る

コメントを投稿