「猫は可愛い」
私が小学校前の幼かった時、迷い猫が家にふいと来て住むことになりました。子ども心に始めてであったこの可愛い小動物に魅せられてしまっていました。
何ケ月かして飼い主が分かり、その子猫と別れるのですが、悲しい思いをしたのでした。これが猫との始めての出会いでした。
それから何年かして我が家でも猫を飼うことになるのですが、いつも猫は私の遊び道具になっていました。
冬は寝床に潜り込んでくるので湯たんぽがわりにもなりました。
高校時代にはオホーツクの生田原町の猫の実態を調べ、100軒以上の家の猫を聞き取り調査をしました。その一文は北海道遠軽高等学校の卒業機関紙「遠望」に掲載されました。
猫を見れば触りたいのですが、札幌の猫は用心深くてなかなか近寄ってきてくれません。
岩合光昭の「世界のネコ歩き」ではありませんが、一般にネコは可愛く、人と生活を共存しています。
そういう私の病室に見舞いに来たご婦人がすごい顔をして「猫は嫌いだ、飼ってはいけないマンションで飼っている」と見舞いの大半の時間を使い果たし、満足した様子で帰っていきました。
家に入り込んだ猫を外に出そうと、ご主人が捕まえようとして、猫の爪に深くやられて病院にかかり、何日も仕事を休んでいるとのことでした。気持ちはわかるのですが、なぜ捕まえることが良いのか悪いのか、素人にはわからないのでしょう。出口を開けておいて、しっしっと追い出せばよいだけなのです。
今回思ったのですが、何でもそうです、自分のいやな事を前面に出して話す人とは話す時間を持たない方が幸せという事でした。
岩合光昭の世界のネコ歩き テレビより借用しました。
〇 岩合光昭の「世界ネコ歩き2」開催中
札幌三越 本館10階 催事場 8月14日(火)まで 入場料600円