「摘み菜に最適 ツルムラサキ」
ツルムラサキを私が知ったのは昨年の事です。ラビ妻の友達が二言目には「ツルムラサキは次から次に伸びて、摘み菜に最適」と言います。それも栄養価が高いというのです。
私はまったくその時まで聞いたことがない野菜の名でした。ツルが次から次に伸びて摘み菜として最適で、食べるのが追いつかないとさえいいます。
今年はその人が、「ツルムラサキの苗を買ってきてくれる」というので楽しみにしていたのですが、なぜか今年は苗が手に入らなかったと言います。責任を感じてか、インターネットで引いて見たら、大きなスーパーで種は売られていて、さっそく買ってきて下さいました。
ツルムラサキは暖かい地方で主に栽培され今から10年前から、札幌の市場で取り扱われていたといいます。
近年は札幌でも栽培され、それなりの普及が見られるようです。我が菜園に種を蒔いたのですが、いまのところ車運転禁止なので、その後一度も菜園に出向けていないので、芽が出ているのやら,蔓が伸びて困るほど伸びているのやら分からずじまいでいます。
食べ方のコツは、火を通し過ぎると臭みが出て歯ごたえも悪くなります。
茎は1分、葉は20秒ほどゆで、醤油とミリンで味を調えて、板のりとあえ物にして食べます。太い茎は触感が良く、肉厚の葉にはモロヘイヤのようなぬめりがあり、とても美味しいのです。
ニンニクやオイスターソースとも相性が良いのです。
原産地は熱帯アジア、名前の通り蔓性で、茎が紫色の物と緑色の物があります。「セイロンホウレンソウ」「インディアンスピナッチ」と呼ばれ、栄養豊富で、ビタミンCやペーターカロテン、鉄分を多く含みます。
暑い時季に成長が良くなるので、今が摘みどころです。
菜園に植えたツルムラサキを想像しながら皆さんにお知らせしました。