「カムイラビットの菜園 トマト工場」
近くの菜園に来ているTさんが、カムイラビットに言うには「今年もトマト工場が稼働しますね」とのことです。
今年も菜園にはミニトマトの苗80本ほどを植え、トマトの収穫を待ちました。トマトの苗が育ちつつある時は、トマト独特のにおいがして幸福感に浸ることができます。
今ではトマトの匂いに鼻が慣れたせいなのか、この時期の収穫の時にはトマトの匂いがしなくなっています。それほど毎日、朝にはトマト畑に出向いていることになります。トマトの原種はミニトマトでないですが、トマトが取りやすいので、何時もミニトマトを作っています。
毎年、昨年のトマトの実が畑に落ち、春畑起こし後に出てくる「野良苗」を植えるのですが、なぜか我が家の畑から今年は野良苗がわずかしか出てきませんでした。
その様子を見ていた地主の0さんが、苗を都合してくださって「この苗を植えなさい」ともらったのが、黄色のミニトマトの苗だったのです。昨年までは赤いミニトマトが主流でしたが、今年は黄色のミニトマトが主流になりました。
食事の彩りにもミニトマトは良く、一口サイズで食べ安い事もあっていつもミニトマトの栽培にいそしんでいます。
他人の話では改良しない大トマトは栄養価が違うといいますが、それはそれ、我が家はいつもミニトマトです。
今年唯一の変形トマト。
赤色と黄色のトマトを孫に食べさせると、黄色のトマトばかりを選んで食べると言います。黄色のトマトの方が格段に甘いからと孫の母親(嫁さん)は教えてくれました。孫はトマトが大変好きで、トマトの値段が高い時季でも一ケースを一人でぺろりと食べてしまいます。母親が言うには「大人になり今の反動でトマトを急に食べなくなるのではないか」心配だそうです。
トマトを食べないという子が多い中、孫は皆と違うので元気です。幸い我が家のトマト工場があるので、嫁さんも心強いというものでしょう。
ついついトマトを長年に渡り作っていると、珍しいトマトも作りたくなります。苗売り場に行くと何種類もの苗を売っています。黒いトマトも珍しいと育てたことがありますが、実が重すぎて大きくなるとともに実の茎が折れることもあり、その後はいつものトマトにしています。
いろいろなトマトがありますが、食欲をそそるのは何といっても赤色の実のトマトでしょう。
写真の中の黄色の実は、ミカンではなく、黄色の大玉のトマトです。
トマトは健康に良いと言われ、トマトとスイカの実の赤が健康に良いと言います。我が家ではこの冬も健康でいれるという予感があります。