思いがけず観た。女の子が観るんだろうななんて思っていたら大間違い。
過酷な運命というのか、マイナスカードだけ引かされて辛い思いが続くが、挫けず知性と公平な判断力をもち逞しく生きていくヒロインに感動を覚えた。
結婚式の日に夫となる男ロチェスターには、幽閉されていた妻がいたことが判明する。なんと残酷な。さすがにジェーンはソーンフィールド邸を去る。
されどロチェスターに対する愛は萎みはしなかったのだ。
ジェーンのような聡明で豊かな教養、品格を備え、かつ純粋で清らかなハートを持ってるひとは、存在するのだろうか?
そうなんだ、求めていた永遠性?愛をジェーン エアがみせてくれた。そんなものは映画やスタンダールの小説にしかないのだろうと、半分分かっていながらも、この年になっても未だ永遠性を求めている自分に気がつく。いい年したバカ野郎なんだ。そんな自分がいることを覚醒させてくれた。
そして、現実に戻ると嘔吐や目眩、頭痛を覚えざるをえない。
この世は薄汚れた世界。狡猾、虚偽、作為的な偏見、自己中、損得だけを考えて動く連中。そんななかで正直に生きていけば、それだけ傷を負う。傷を軽くする処世もあるだろうに。否、ジェーンを見習え!
なぜだが自分が年々ピュアになっていくような気がする。ピュアになれば何故か周りのひとが透けて見えてくることが多くなる。そして心のなかで切り捨てていくことも少なくない。気がつくとすっかり孤独になっていく。
永遠性 ?愛でも思いやりでも、表現は何でもいいが、とにかく不変のちゃんとした精神のひとが少なく哀しい。
ジェーン エアは何度観かえしてもいい映画になるようだ。ミア ワシコウスカがとても素敵だ。
過酷な運命というのか、マイナスカードだけ引かされて辛い思いが続くが、挫けず知性と公平な判断力をもち逞しく生きていくヒロインに感動を覚えた。
結婚式の日に夫となる男ロチェスターには、幽閉されていた妻がいたことが判明する。なんと残酷な。さすがにジェーンはソーンフィールド邸を去る。
されどロチェスターに対する愛は萎みはしなかったのだ。
ジェーンのような聡明で豊かな教養、品格を備え、かつ純粋で清らかなハートを持ってるひとは、存在するのだろうか?
そうなんだ、求めていた永遠性?愛をジェーン エアがみせてくれた。そんなものは映画やスタンダールの小説にしかないのだろうと、半分分かっていながらも、この年になっても未だ永遠性を求めている自分に気がつく。いい年したバカ野郎なんだ。そんな自分がいることを覚醒させてくれた。
そして、現実に戻ると嘔吐や目眩、頭痛を覚えざるをえない。
この世は薄汚れた世界。狡猾、虚偽、作為的な偏見、自己中、損得だけを考えて動く連中。そんななかで正直に生きていけば、それだけ傷を負う。傷を軽くする処世もあるだろうに。否、ジェーンを見習え!
なぜだが自分が年々ピュアになっていくような気がする。ピュアになれば何故か周りのひとが透けて見えてくることが多くなる。そして心のなかで切り捨てていくことも少なくない。気がつくとすっかり孤独になっていく。
永遠性 ?愛でも思いやりでも、表現は何でもいいが、とにかく不変のちゃんとした精神のひとが少なく哀しい。
ジェーン エアは何度観かえしてもいい映画になるようだ。ミア ワシコウスカがとても素敵だ。