三宅孝治の独り言

税理士三宅孝治の日々の想いを綴ります。

本を読みました。

2011-01-05 16:18:27 | ひとりごと
長男が二十歳なので、それに合う本を読んでみました。
タイトルは、「What I Wish I Knew When I Was 20」日本語訳「20歳のときに知っておきたかったこと」スタンフォード大学集中講義 Tina Seelig(ティナ・シーリグ)著 高遠裕子 訳

第4章 財布を取り出してください ー機が熟すことなどないー
(略)人間は二つのタイプに分かれることがわかってきました。自分のやりたい事を誰かに許可されるのを待っている人たちと、自分自身で許可する人たちです。自分自身の内面を見つめて、やりたい事を見つける人がいる一方で、外からの力で押されるのをじっと待っている人もいます。わたしの経験から言えば、誰かがチャンスをくれるのを待つのではなく、自分でつかみに行った方が良い面がたくさんあります。埋められる待っているすき間はつねにあり、チャンスが詰まった金塊は地面に転がっていて、拾われるのを待っているのです。机にばかりかじりついていないで、たまには顔をあげ、窓の外を眺めましょう。通りの向こう側や角に、何か見つかるかもしれません。でも、金塊は、それを拾おうという前向きの氣持ちを持っている人のために、そこにあるものです。(略)

第5章 シリコンバレーの強さの秘密 ー早く、何度も失費せよー
(略)何か新しいことに挑戦しようとするなら、積極的にリスクを取る姿勢が必要です。(略)考えてみると、リスクは基本的に五種類に分けられるようです。身体的リスク、社会的リスク、感情のリスク、金銭的リスク、知的リスクです。(略)面白いのは、ほとんどの企業家に大きなリスクを取っているという自覚がない点です。状況を分析し、素晴らしいチームをつくり、計画の詳細を詰めていくと、できるだけリスクを減らしたと感じます。実際、事業からリスクを取り除くことに、エネルギーのほとんどを注いでいるのです。(略)

第6章 絶対いやだ!工学なんて女がするもんだ ー無用なキャリア・アドバイスー
成功の秘訣は、自らの情熱につき従うことである ー 一体、何人からこうアドバイスされたことでしょう。(略)自分のスキルを使える仕事があるけれど、早く家に帰って、自分が好きなことー趣味に没頭したいと思っています。週末や休暇を指折り数えて待っています。あるいは、引退の日を待っているかもしれません。
最悪なのは、仕事に全く興味が持てず、その分野のスキルもなく、いまやっていることを活かせる市場もない場合です。(略)
情熱とスキルと市場が重なり合うところ。それが、あなたにとってのスウィート・スポットです。そんなスポットを見つけられたら、仕事がただ生活の糧を得る手段で、仕事が終わった後趣味を楽しめるのではなく、仕事によって生活が豊かになるすばらしいポジションにつけることになります。こんなに楽しんでいてお金をもらっていいのかと思えることを仕事にする ー これが理想ではないでしょうか?
中国の老子は、次のように言っています。
「生きることの達人は、仕事と遊び、労働と余暇、心と体、教育と娯楽、愛と宗教の区別をつけない。何をやるにしろ、その道で卓越していることを目指す。仕事か遊びかは周りが決めてくれる。当人にとっては、常に仕事であり遊びでもあるのだ。」(略)一所懸命取り組むことが成功のカギである、(略)

第7章 レモネードがヘリコプターに化ける ー幸運は自分で呼び込むものー
(略)「幸運なんてものはないよ。すべては努力次第だ」「努力すればするほど、運はついてくる」


長男に読むようにと勧めようと思い、この本を読みましたが、今更ながら自分自身が勉強になりました。
やはり、考え方を明るく前向きに、そして素直に物事に取り組み、その上に努力なのですね。その努力も半端な努力ではダメだということですね。


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