Live日記(仮)

音楽などにまつわること
(自分のメモということで、ご容赦ください。
かなり後で書いている上に、追記・変更してます。)

無伴奏ソナタ

2012年05月27日 | 演劇
キャラメルボックス

アーリータイムスvol.1

東京グローブ座

http://www.caramelbox.com/stage/mubansou-sonata/

グローブ座は
数年前のラーメンズ以来、2回目

3階上がったら、ベンチが1階にしかない
仕方なく、立ち食べ

椅子に厚いクッションが。
どう使うんだ?
下に敷くのかもしれないけど
私は背に当てたいと瞬時に判断。
上の方の席は
高くしないと見えないということだろうけど
私は、深く腰かけると見えないだろうから
浅く腰かけた方がいいだろうなと。

闇の中に、うっすらとスポットライトが当たり
出演者がベル(?)を奏でる。
これがダンス代わりなんだな。

「どこにもない音楽」ということで
作曲大変だった(難しかった)ろうなあ。

無料パンフに「いつものキャラメルと違う感じ」と
あったけど、どういうところだろう?

赤い布にクリスチャンがからめとられるダンス(?)は
クリスチャンの葛藤(悩んでいる)を表してるんだろうな
(確か“メイカー”時代?)
演劇は言葉があるけど、オープニングのベル(?)といい
非言語で伝えようとする場面もあるなあ。

両親が当初喜んだように
「メイカー」はものすごく偉いというか
尊敬されている存在のようだ。
ごく少人数で、まさに「選ばれた人間」で
「すばらしい音楽」を他の人達に
「与えてくれる」からだろうけど
音楽好きのくせに「そこまで言うほどか?」と
思ってしまった。
「メイカー」をそういう位置付けにしたのは
作者の意図だろうけど。
この話の世界で、それだけ音楽が重視されてる
ということだよな。
実際、現実にはミュージシャン(曲を作る)は
すごいと思うけど。

あのリスナーも罰せられたのかな?

「適性検査によって職業が決められている」
というのは、合理的なようでいて
自由がないという、SFでありそうな
「近未来管理社会」だよな。
観ていて抵抗(疑問・反発)を感じたけど
考えてみれば、昔は(今も国によっては?)
生まれた家の仕事をやって
職業選択の自由はなかったわけだよな。
選べるようになって、かえってアノミーが
生まれたって習ったよな。

「すべて失っても、何度でも立ち上がる」
というところが
アメリカが舞台ということもあってか
(時代も昔のような未来のような)
『夏への扉』みたいだと思った。

『シュガーの歌』
こんにち歌われ、演奏され続けている曲には
こういう「名もなき人」が作ったものが
よくあるんだろうな。
(教科書で「作者不詳」って
ちょくちょく見かけた気がする)

罰が、捕まえる方になることって
『鬼平』の密偵みたいだと思った。
元メイカーだからこそ
メイカーの気持ちが分かる
=盗っ人のことは盗っ人が一番よく分かる。

ラスト、運命に翻弄され(?)(運命を操られ?)
流浪の果てに、年をとって
「もう好きにしていいよ」と言われ
「私は老人だ、やりたいことなんてない」
「ずっと会っていない人に会いにいったらどうですか?」
と言われ、かつて過ごした場所を訪ねて行くのが
『タイタンの妖女』みたいだと思った。

カフェで若者達が何か歌おうしているのを見て
きっと『シュガーの歌』だと
聴く前から思って、

音楽に関する話だから
その辺に強く共感したりするかなと思ったけど
特に音楽だからということは意識せず
そこは冷静に観てしまった。

自分が音楽を禁止されたら、どうだろう?
意外と慣れて平気なのかな?
クリスチャンのように並外れた才能(適性)があり
他の音楽にまったく触れたことがないのに
内からわきあがってくるような人にとっては
寝食や呼吸のように、自然と行うものなのかな。

ウォッチャーの補佐(?)が
「法律はあなた方の幸せを守るためにある。
法律を守ってさえいれば、幸せになれる」
というようなことを何度も言ってたけど
「法律に縛られては本末転倒」というような
作者の皮肉かな?

3Fでも十分だった
(十分近く感じられた)

曲リストは無し。
ネットで公開とのこと。経費節減かな?
1回読んでしまっとくだけで
その後調べたり聴いたりしたことない・・・

いろいろ考えて、なんて書いていいか分からなくて
アンケート書かずに出てきちゃった
(早く漫喫行って
それ以前のブログ書きたいという、本末転倒な目的で


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