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ガバナンスの意味がわかりますか?政府とか自治体とか、規則を決めて政治を治める事です。
カナダbc州で看護師の免許を扱う団体がありました。RNABC、アソシエーションと呼んでいました。免許試験を行い、免許保持者の登録管理する団体でした。
州の法律が変わり医療に関わるプロフェッショナル職業はガバナンスを独自に行わなければならない事になりました。それを自分たちでしないのなら政府が代わりにガバナンスを行うと通達がありました。他人に管理されるぐらいなら自分たちでした方が、と26の職業団体のうち25の職業が自分たちでガバナンスを始めました。RNABCにカレッジのCがつくようになり、管理する職種が加わる度に名前は変わっていきました。現在は准看、看護師、精神看護師、NP、助産師の5つの職業を管理する団体となりました。
その最大の目的は州民をその職業から守ること。よって職業に対する不満、不審なケースや訴訟なども政府は一切関与しない。団体自身が捜査や指導、免停を行う事となりました。そのためにスタンダードやスコープ、レギュレーションが各団体の中で作られたました。これがガバナンスでありレギュレトリーボディーと呼ばれる所以です。
例えば看護師免許を保持するためには年間に課せられている最低の勤務時間をこなさなければなりません。時間数が足りなければ免許は更新できないのです。もちろん妊娠や病気休暇で長く働けない時もあります。そう言う時は働いていない免許更新(non active )
となります。職に戻る時はNon active からActive の免許の切り替えをしなければなりません。その際、何年働いていなかったかにより、復帰の際にカレッジの指導が入ります。例えば教育のやり直し(一年コース)とか。ちなみ免許を持っていないものは看護教育を終了していようとも、昔看護師だったとしても看護師を名乗ることは許されません。タイトルの使用は法で守られているのです。
カナダbc州で看護師の免許を扱う団体がありました。RNABC、アソシエーションと呼んでいました。免許試験を行い、免許保持者の登録管理する団体でした。
州の法律が変わり医療に関わるプロフェッショナル職業はガバナンスを独自に行わなければならない事になりました。それを自分たちでしないのなら政府が代わりにガバナンスを行うと通達がありました。他人に管理されるぐらいなら自分たちでした方が、と26の職業団体のうち25の職業が自分たちでガバナンスを始めました。RNABCにカレッジのCがつくようになり、管理する職種が加わる度に名前は変わっていきました。現在は准看、看護師、精神看護師、NP、助産師の5つの職業を管理する団体となりました。
その最大の目的は州民をその職業から守ること。よって職業に対する不満、不審なケースや訴訟なども政府は一切関与しない。団体自身が捜査や指導、免停を行う事となりました。そのためにスタンダードやスコープ、レギュレーションが各団体の中で作られたました。これがガバナンスでありレギュレトリーボディーと呼ばれる所以です。
例えば看護師免許を保持するためには年間に課せられている最低の勤務時間をこなさなければなりません。時間数が足りなければ免許は更新できないのです。もちろん妊娠や病気休暇で長く働けない時もあります。そう言う時は働いていない免許更新(non active )
となります。職に戻る時はNon active からActive の免許の切り替えをしなければなりません。その際、何年働いていなかったかにより、復帰の際にカレッジの指導が入ります。例えば教育のやり直し(一年コース)とか。ちなみ免許を持っていないものは看護教育を終了していようとも、昔看護師だったとしても看護師を名乗ることは許されません。タイトルの使用は法で守られているのです。
おっと横道へ逸れてしまった。
日本ではこれがないわけですから、一度看護師免許を取れば、働いても働いていなくても自分のことを看護師と呼ぶことができ、長年働いていなかったことを黙って復帰することも可能。復帰の際負担がかかるのは受け入れる雇用主側。休んでいる間に変わってしまった看護技術やテクノロジーについて教えなければならないわけですから。こうなると長期休職した看護師を受け入れる雇用主は減ってしまいます。復帰を願う看護師が就職しにくい問題が生まれます。さらに生活に困っていて、復帰することが必要だけど、休職年数を言えば採用が限られるからと隠して復帰したら、知らないことが多すぎて事故を起こしてしまう可能性が非常に高くなります。これは看護の質が低下するほんの一例です。
どうですか?免許更新の長所が少し見えましたか?
続く
冒頭写真: バンフホテル。素敵ですね〜
日本ではこれがないわけですから、一度看護師免許を取れば、働いても働いていなくても自分のことを看護師と呼ぶことができ、長年働いていなかったことを黙って復帰することも可能。復帰の際負担がかかるのは受け入れる雇用主側。休んでいる間に変わってしまった看護技術やテクノロジーについて教えなければならないわけですから。こうなると長期休職した看護師を受け入れる雇用主は減ってしまいます。復帰を願う看護師が就職しにくい問題が生まれます。さらに生活に困っていて、復帰することが必要だけど、休職年数を言えば採用が限られるからと隠して復帰したら、知らないことが多すぎて事故を起こしてしまう可能性が非常に高くなります。これは看護の質が低下するほんの一例です。
どうですか?免許更新の長所が少し見えましたか?
続く
冒頭写真: バンフホテル。素敵ですね〜