メグブログ(美咲歌芽句)

Jeane+荒涼天使
 (ex.Mr.Kite)

鞍馬寺

2008-01-05 23:04:49 | 日記
2008年が明けた。
去年の暮れは30日に京都へ行き、新年は京都の北、丹後半島にある日本三景の一つ、天橋立(あまのはしだて)で迎え、3日に鹿児島に帰ってきた。
大晦日には、3度目となる鞍馬寺に行ったのだが、鞍馬寺という所は来る度にいつも思うのだけれど、普通の仏教寺院とはかなり異なる雰囲気を持っていて、一言で言えば「異端の寺」という感じがする。それは祀られているのが、仏教なのに仏ではなく「神」だという点が非常に興味深く、私をイマジネーションの世界へ深く誘う。

650万年の昔、人類救済の大使命をおびた魔王尊サナート・クマラが金星から地球に天降って来た。
その“地球の霊王”魔王尊の出現した場所が、鞍馬寺の奥の院“魔王堂”であるという、ある種神話的かつ宇宙的な寺の縁起によるせいだろう。
その教えもまたかなり特殊で、宇宙エネルギーや天変地異、そして人間の進化についてまで及んでいて、他の寺にはないコズミックなムードに満ち満ちている。
私はここは紛れもなく世界の聖地の一つであり、パワースポットだと強く感じる。本殿前のベンチに座って日の光の中で目を閉じていたら、網膜の真っ赤なスクリーンに三つの金色の光が出現した。あれは日月地の三位一体の光だったのだろうか。

私は十数年前に、5月の満月の夜に行われる鞍馬寺の「ウエサク祭」に訪れたことがある。
その時にもらった紙に聖詩「魔王尊に祈る」というものがあったので、一部抜粋してみよう。
「われらのおん父魔王尊  天地の秘密をもちたまう
力の神の魔王尊  進化の光 魔王尊
悪のこの世を破壊して  天地の心を花咲かせ
秘伝と善のためにとて

その不思議なる おん手には  他界の太陽シリアス(シリウス)の
くだしたまえる み力の  光の棒ぞ 燃えさかる
宇宙の進化に仕えんと  いやしき心を ふり放ち
み前にちかう われらをば  神の力に改めよ
崇高偉大の魔王尊  地軸を傾け 磁極をば
おきかえ移し 気候をば  一変したまう魔王尊

移る磁極は 大地震  大洪水の 地変をば
まきおこせども 大前に  ひれ伏す者を 助けませ
力と光の 魔王尊  苦しみまどう 人類に
至上の助け 早めつつ  つかわしたまえ 救世主」

私は寺には神社ほどの興味はないのだが、例外的に鞍馬寺が好きなのは、ほとんど死に体となってしまっている単なる葬式仏教ではないというところだ。
鞍馬寺はその磁場エネルギーと共に、現代人にもというより現代人だからこそ理解できる、明確なメッセージを発信し続けている。他の寺にはないメッセージと独自の姿勢を持っている。
聖詩の下には「人類の進化と発展を祈って」とあり、「今は、宗派も国境も超えて世界中の人々と共に、人類の進化とめざめを希い、真の平和の招来を心をこめて祈るのである」と結ばれている。


私は鞍馬寺に密教秘伝として伝えられてきたものは、サナート・クマラから降ろされた黙示録に他ならないと確信した。私が三度鞍馬寺に来なければならなかった理由もわかった。三度目の正直でまた謎が解けた。すべての出来事はつながってリンクしている。単独で存在しているものなど、この宇宙にはないということに気づく。
さて、鞍馬寺から次の目的である地天橋立へ向かうのだけど、続きはまた明日にでも書こう。
遅ればせながら、
あけまして おめでとうございます。
今年もよろしく。

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