農地を走っていたら見かけぬ植物を発見、調べてみると帰化植物のセイバンナスビらしい。沖縄辺りでは全島で見られるらしいが奄美大島ではどれぐらい分布しているかわからない。私の個人情報は今のところ一か所です。枝を多数分岐して2~3メートルになる。
葉身は卵形~卵形長楕円形、長さ8~20㎝、幅3~10㎝、先は鋭形~鈍形、縁は通常深く湾入した波状縁
花は白色直径2~3.5㎝、節間からでる散房状の集散花序
蕚は5裂、蕚片は披針形、長さ4~6㎜、液果は球形で直径9~19㎜、黄色に熟する。沖縄ではヒヨドリやタイワンシロガシラ等の採餌で分布を広げたという。
知らないでうっかり幹を触ったら棘がありました、7㎜ほど。ついでに星状毛のお勉強、植物図鑑の解説文を読んでみるとたまに星状毛と書いてあります。これは毛が放射状生えていることです。植物の分類は毛が生えているとかで分類される事があるので人間の様に単なる禿では済まされない問題です。星状毛が全体に生えています。
参考:日本帰化植物図鑑第2巻 全国農村教育協会
2月13日に山に入った時の事、ニホンミツバチが巣を作っている樹の洞を覗いたらミツバチの気配がまったくない。一昨年、皆と観察をしたミツバチである。放棄してどこかにに移動したらしい。知人の話によると数日前には人を案内して見せたと言っていた。それからわずかしか日にちは経ってないので何が原因で放棄したのだろうか、その後、ミツバチの御機嫌を損ねることでも起きたのだろう。ちょっと残念です。奄美大島のニホンミツバチはまだ充分研究されてないらしい。
巣だけが残る洞、ミツバチの気配は全くない
去年までは出入りしていました。