9月に入って、北九州でも8月の猛暑がうそのように朝夕めっきり涼しくなりました。
今日はそんな涼しい午前中に、9月度の月例祭を執行しました。
神饌物も、秋の御恵みが感じられる内容で充実。でも、今月殊更に私の心を捉えて離さなかったのは、いつも見慣れたはずの「榊」でした。この夏の暑さを耐えて育った榊の葉は、この上ないような深い緑色をしていて、本当にキレイ
榊というのは、古代からご神殿に手向けられる植物として愛でられてきたものですが、その理由には、常緑樹であることから「常に変わらぬ心を神に捧げる」と聞いています。実は、私は神主に成りたての頃、ご神殿の榊の葉を見て「なんでこんな質素な葉っぱを捧げるの?」と思ってしまいました・・・。でも、今日改めてその緑の青々しさに、心が洗われるような思いになりました。
人間も、きっと何にも飾り立てずに「シンプルに」在る事が一番気持ちいいんだろうなぁ・・・。
私は、ずっと「変わらない心」を持ち続けることができるのかなぁ・・・。
・・・祭典の間中、そんなことを思いながら、そうありたいと願う気持ちを玉串に捧げ、いつもよりちょっと清々しさを増して終えた月例祭でした
今日はそんな涼しい午前中に、9月度の月例祭を執行しました。
神饌物も、秋の御恵みが感じられる内容で充実。でも、今月殊更に私の心を捉えて離さなかったのは、いつも見慣れたはずの「榊」でした。この夏の暑さを耐えて育った榊の葉は、この上ないような深い緑色をしていて、本当にキレイ
榊というのは、古代からご神殿に手向けられる植物として愛でられてきたものですが、その理由には、常緑樹であることから「常に変わらぬ心を神に捧げる」と聞いています。実は、私は神主に成りたての頃、ご神殿の榊の葉を見て「なんでこんな質素な葉っぱを捧げるの?」と思ってしまいました・・・。でも、今日改めてその緑の青々しさに、心が洗われるような思いになりました。
人間も、きっと何にも飾り立てずに「シンプルに」在る事が一番気持ちいいんだろうなぁ・・・。
私は、ずっと「変わらない心」を持ち続けることができるのかなぁ・・・。
・・・祭典の間中、そんなことを思いながら、そうありたいと願う気持ちを玉串に捧げ、いつもよりちょっと清々しさを増して終えた月例祭でした