ズームでの朴木の会の27日、
『木野』の話を本気で講義をしようかと思っています。
そこで、本年度三月『都留文科大学研究紀要』に発表した、
拙稿「近代小説の《神髄⦆―「表層批評」から〈深層批評〉へ」を
予め読んでおいてくださいと言おうと思っていましたが、
それでは済まなくなったな、との思いが実感です。
そこで、
2011年ひつじ書房場馬場重行・佐野正俊共編『〈教室〉の中の村上春樹』掲載の
拙稿「村上春樹の「神話の再創成」―「void=虚空」と日本の「近代小説」―」を
読んで頂くと助かります。
あるいは、ネットで、
拙稿の「現実は言葉で出来ている―『金閣寺』と『美神』の深層批評
―」を御覧ください。
『木野』という一種、不気味、祟る小説を読むには、
まず、三島の「小説論」、役に立ちますよ。
思うに、
驚かれるでしょうが、
文学研究の専門家や批評家にとってこそ
三島文学は理解しがたい逆説があります。
いや、そういえば、
大江健三郎は村上春樹の小説をまるっきし
認めていなかったし、
蓮實重彦は「結婚詐欺」と言う言い方で春樹を罵倒していました。
やはり、世界観認識の問題は避けて通れません。
講座、まずご覧ください。
『木野』の話を本気で講義をしようかと思っています。
そこで、本年度三月『都留文科大学研究紀要』に発表した、
拙稿「近代小説の《神髄⦆―「表層批評」から〈深層批評〉へ」を
予め読んでおいてくださいと言おうと思っていましたが、
それでは済まなくなったな、との思いが実感です。
そこで、
2011年ひつじ書房場馬場重行・佐野正俊共編『〈教室〉の中の村上春樹』掲載の
拙稿「村上春樹の「神話の再創成」―「void=虚空」と日本の「近代小説」―」を
読んで頂くと助かります。
あるいは、ネットで、
拙稿の「現実は言葉で出来ている―『金閣寺』と『美神』の深層批評
―」を御覧ください。
『木野』という一種、不気味、祟る小説を読むには、
まず、三島の「小説論」、役に立ちますよ。
思うに、
驚かれるでしょうが、
文学研究の専門家や批評家にとってこそ
三島文学は理解しがたい逆説があります。
いや、そういえば、
大江健三郎は村上春樹の小説をまるっきし
認めていなかったし、
蓮實重彦は「結婚詐欺」と言う言い方で春樹を罵倒していました。
やはり、世界観認識の問題は避けて通れません。
講座、まずご覧ください。