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ターザンが教えてくれた

風にかすれる、遠い国の歌

黒田組曲輪逢引、ってBLなん??(R18+)

2010-08-12 13:22:30 | (R18+)大人のターザン


今回は、ちょっとばかり
この自分の嗜好というか、好きというか
正直、こんなことを話すのは
無茶恥ずかしいんですけど、
なんか気持ちが盛り上がってるんで
勢いで書いてしまいましょう。

フェティシズムというやつですな。

エロがテーマですので、
この先はわいせつな表現を使いますよ、
どうぞご注意を! (笑)


でさ、そのフェチなんですけども、

この前さ、テレビでマツコデラックスが
言っていたんだ。

「私にとっては、そこらの芸能人よりも
 宅急便の兄ちゃんや、
 浅草にいる人力車の兄ちゃんなんかの方が
 もう、ずっと
 ありがたいものなのよ、上物なのよね」

って、さ。

もうね、これにはほんとうに共感する。

あの兄ちゃんたちって、
かっこいいもんね、

汗を流してひたむきに働く姿って
ほんと、文句なしにかっこいいなぁ。

下町の親父風に言わせれば、

「様子がいい」ってことだよね。

昔の江戸の言葉で、
ちょっといい男やちょっといい女のことを
この「様子がいい」と言い表したんだって。

「あいつは、かっこいい」

ではなくて、

「あの男は、様子がいい」

たまらん表現だなぁー。

そこはかとなく色っぽくて上品。
でも、それだけではなくて
その奥に隠されている
成熟した漢(オトコ)の匂い。

自分の中においては
この、「様子がいい」という言葉は
他人に対する最上級の褒め言葉なんだ。

粋だとか、風情だとか、

気風(きっぷ)の良さだとか、

そんな風なものを好きで憧れるなんてーのは
まったく、この自分自身が
田舎者だからだろーなぁ。

男らしいさらりとした人情に惹かれるんだ。


と、言っていてもさ、

やはり、どんな職業でも
中身の人間性なんだけどね、結局はさ。

人間長く誰かと付き合うほどに
その人が持っている人間性がものを言う。

そんなことはもう十分にわかっているんだよ、

でも、さ、

人には好みって言うやつがあるものだから、
どんないい人でも、
外見はまったく問題にならなくて
いい人だったら誰でもいいということとも
これまた少し違うわけでさ。

その辺のあたりにこそ

いろんな愛情の形が意味を成すのだろうなと思う。

観念的なものと、肉体的なもの

エロスとアガペーの間で
 さ迷う魂ってやつですな。






去る2009年9月、
ある一冊の求人情報誌が休刊したんだけど、

タイトルだけでも一世を風靡した
 
その名も「ガテン」。


今でこそ、この肉体労働系の職業を
まとめて「ガテン系」なんて言うけれども、
この求人誌が出るまでは
いったい何と言ったんだろうな。





あ、


「肉体労働系」か。(笑)


でも、ここは断然、
「ガテン」の方がかっけーなぁ。



ずっと以前、
コンサートの音響さんを目指して
舞台の設営スタッフに潜り込んだものの、

ぐるぐる巻きにした
重い電源ケーブルが持てなくて

ばらしたスピーカーボックスが
どうしても運ぶことが出来なくて

泣く泣くその仕事を諦めたことのある
この自分だからこそ、

そんな、力仕事のできる
いっぱしのオトコってやつに
魅力を感じるのかもしれないな。


うん、

ガテン兄貴が好きなんだ(恥)


人には、いろんな魅力があるわけだけど、

今のタイミングとしての、ガテン兄貴。

そんな、ガタイだとか、筋肉だとか
マッチョだとか、男気だとか、任侠だとか

そんな、
ちょっとデフォルメされた
オトコという「性」に興味があるんだ。

男の服装として
何よりも一番かっこいいのは
「鳶装束」だって思うもんね、断然!

もちろん、
ガテン兄貴を自分の恋人にしたいとか
そんなんじゃなくてさ、

あくまでも、憧れの対象として
眺めているといい気分になるんだ。

ほら、世の中の独身男が
自分の部屋に巨乳美人のピンナップを
飾るような感じですか??

あれと同じなんだと思う。

その対象がちょっと変わっただけで。

だから、自分にとってのアイドルっていうか

だから、フェティシズム。



うちのマンションのすぐ近所には
作業服の大きな専門店があって
そこには、
それこそどれもが惚れ惚れするような
かっこいい鳶装束が置いてあるので
たまに寄ってみたりもするんだけど、

これを実際に買ってみて
自分で持って着込んでみるのはさ、
ちょっと気恥ずかしくてさ
まだまだ修行が足りないなぁって思う。


本職と、養殖、って言うんだって。

もちろん、実際にそのような職業で
日頃、鳶装束を着ている方々を「本職」。

その反対に、
実際はガテンの仕事ではないんだけど、
休日とかにこの鳶装束を着込んでうろつく。

そーするってーと、
やっぱそんな付け焼刃の
ガテンごっこでもなかなか楽しいし、
また、ごく一部のオトコには
その姿はこれまた非常にモテるわけでして。

そんな趣味の方々を称して「養殖」。

もちろんヒエラルキーの順序としては
養殖より、本職の方が断然地位は高いです(笑)

















どーよ。

卒倒するほどかっこいいよね、

いや、ちがった、

様子がいいよね。


世の中のオトコたちよ
モテスリムとか言って
細いズボンはいて喜んでる場合じゃねーぞぉ。

なーんて、ちょっと思ってしまうほどに
がっつりと線の太いオトコ、つまり
ガテン兄貴たちのファンである自分ですので、


そんなものだから
最近の愛読書といったら実はこんなやつ。







ずっと以前に教えてもらった漫画なんだけど、

(謙介さん、
 紹介していただいてありがとうございます。
 おそらく謙介さんはもっと他のシリーズの方を
 お勧めだったんだと思いますが、
 自分はこのような最もエロいやつが
 大のお気に入りになってしまいました。)笑




黒田組曲輪逢引 / 松崎司 著

くろだぐみくるわのあいびき



●収録作品

黒田組曲輪逢引

黒田組不遣夕立

黒田組解色糸

千早振る

三人吉三浮名始

三人吉三色手習

三人吉三巴艶道

タイガー&ドラゴン

蝉-Cicada-




これがね、すっげーいいわけさー(笑)

建設現場で働く
ガテン兄貴同士の話しなんだけどさ、

もう、すっごいんだ、ストーリーにしても
その性描写にしても、非常に色っぽい。

匂い立つ男の色気ってやつですか。

もうね、次から次へと
容貌も体躯もとびきりイイ男が
これでもかってくらいに
剥き出しの欲望でもって
繰り広げる濡れ場の連続模様(笑)

作者のあとがきによると
元々は、短編読みきりとして
雑誌に発表したものが好評のために
一編、一編と続いたものだそうで、

それぞれの話しの中に
必ずこの濃厚な男のシーンが盛り込んであるんだ。



(補足説明しておくと)

黒田組曲輪逢引
黒田組不遣夕立
黒田組解色糸

の、3部作に
スピンアウトストーリー

千早振る

の連続4作品。




だから、それらの短編を
一冊にまとめたこの黒田組曲輪逢引を
読むだけで、もうさ、
すこぶる、満足、満足ってわけで。

一旦、読み終わったあとでは、
いつまでも、この兄貴たちの
でっけー○ん○が暴れまくっているのが
脳裏に焼きついてしまってるもんね(笑)

本を閉じてしまった後にまで
楽しむことが出来るっていいよね、
そんな物語ってなかなかないもんなぁ。




じつはさぁ、この本を買う時には
大きな書店へ行って探したんだよね、

で、尋ねた店員さんに案内されたのが
BLコーナーって書いてある棚の前。

そう、ボーイズ・ラブ。(笑)

自分さ、そのあたりのことには
あまり詳しくないんだけど、

ボーイズ・ラブてさ、
いまどきの華奢な身体の美しい男同士が
主人公なんじゃねーの??

それを、腐女子と呼ばれる方々が
うっとりと眺めたりすんじゃねーの??

これさ、この「黒田組曲輪逢引」ってさ、
マッチョな男がわんさか出てきて
なかなかえぐいセックスを繰り広げる
ゲイの(ド)エロ漫画でっせ。


いいいんすか?

いいんすか??

女性の方々、こんなもん見ちゃって!


もうさ、

そんなことまで心配になてしまうほど
この本はエロいわけだよ。


作者の松崎先生、
是非、今後もこのガテンシリーズを
続けて欲しいです!
一読者からの切なる願い、
何とか伝わりますように。


なーんてね(笑)





そうだ、エロ話しついでにさ、
僕がお気に入りのポーン(ポルノ)スターを
ご紹介してみよー。


Matin Mazza さんです。






マッチョを目指す過程において
おそらく誰もが目指すのが、
体脂肪の低い、
筋肉の繊維が皮膚から
盛り上がっているような
アグレッシブな身体だと思うんだけど、

自分にとってはそーゆーのは
芸術品に近い感覚のものであって、
色っぽさとかとは
またちょっとちがうものなんだよね。

それよりも、
骨格のしっかりした筋肉の表面を
うっすらと覆う脂肪のある身体の方が
僕は肉感的でエロいと思う。

過度なストイックさよりも
いい塩梅の不摂生ってやつの方にこそ
色気を感じるんだよね。


このMatin Mazzaさんは
そんな意味で、
非常にエロな身体をしてらっさる。

圧倒的なバルクを持った筋肉を
丸いシルエットで覆う脂肪。

そして、そのお顔も
マッチョマンにありがちな
アニマリックで攻撃的な感じではなくて、
どちらかというとかわいらしい感じ。

目尻の下がったつぶらな瞳に
ぽってりとした唇が
本当にたまらない色気を醸し出してる上に、
肩の刺青がものすごく雄を感じさせて

こいつは

これまた本当に、

様子のいいオトコ、なわけでして。


只今は、このマーティンさんの出演されている
ビデオを片っ端から集めている最中なんだよ。



僕さ、実は

ポーンスターになるのが夢だったんだ(笑)

夢っつーか、憧れっつーか、さ。


いや、ほんと。

根っからの小心者で恥ずかしがりやな自分だから
いっそうそーいったものに憧れていたんだよなぁ。

アメリカの老舗のゲイポルノ雑誌「COLT」なんかを
パラパラとめくっては、

その中で、センターフォールドを飾る
つまり見開きで特集されるような
スターになって見たいと憧れたんだよね。


芸能人よりも佐川の兄貴が好きだと言う
マツコでラックスではないけれども、

派手な衣装着てそこらでチャラチャラ
踊っている歌の下手な歌手なんかより、
ビデオの中のポーンスターの方が
ずっとかっこいいと思ったりするんだ。


生命の源は「エロ」だと、
そう信じて疑わない自分にとって、
まだまだ精進がたりないなぁと

そんな事を思う今日この頃


みなさまのエロはお元気で
がんばっておいででしょうか。


毎日暑い日が続きます、
どうぞ体力を落とさず
いろいろと励んでくだされば嬉しいです。

ぼくも、がんばります。

・・・(笑)



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2 Comments

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Unknown (謙介)
2010-08-13 17:32:26
たぶん、松崎先生は、最初の作品がBLだったから、というかもしれません。途中で作品の方向性を変えても、売るほうはいちいちそういう細かいところまでは捕捉していないので、最初の分類わけのまま、ずーっといくからかも、しれないですね。
 ガテン系の人は、実際に話をしたら、やっぱり全然話が合わないんですよ。自分と相手の生活パターンとか、さまざまな考え方、全部が大きく違うから、それはもう無理だとはっきり分かりました。どうしても無理なものは無理で、そういうもの、ってありますねぇ。何度かそういうことがあって、、遠くで見ててあこがれている、というだけにとどめています。
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謙介さん (b-minor)
2010-08-15 01:06:23
松崎先生はそうですよね、初めはBLの作品をっ書かれていたんですよね。黒田組の解説にもありました。内容はものすごく汗臭い男の世界なのにその画の線が非常に繊細で、そのあたりの微妙なバランスが自分にとってはたいへんな魅力だったのだと思います。黒田組のシリーズ、松崎先生には是非、是非に続けて欲しいです!!この漫画を電子書籍化してiPadで何処ででも楽しむ、というのが目下の目標となっております(笑)エロとデジタル・ガジェットの融合を推し進めて行きたい、と、ひとり鼻息も荒いb-minorなのです。(大笑)
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