野原うた

日々美しい自然の花や生き物などを紹介するブログ。

マツバウンラン

2007-04-18 | 双子葉植物・キク亜綱
科名:ゴマノハグサ科Scrophulariaceae
属名:ウンラン属Linaria
和名:マツバウンラン
漢字:松葉海蘭
学名:Linaria canadensis
読み:リナリア・ カナデンシス
別名:――
英名:Blue toadflax:ブルートードフラックス,
   Wild toadflax:ワイルドトードフラックス,
   Old-field toadflax:オールド‐フィールドトードフラックス
流通名:――
撮影場所:東京都大田区
撮影日:2007.04.12

鉢物でよく見られるヒメキンギョソウ(リナリア)、その原種です。
園芸品種の直接の親ではなさそうですが…。
日本に帰化してしまっています。
近所のマンションの植え込みの隙間にこっそり生えていました


すごく華奢で、風が吹いたら飛んでいってしまいそうです。

英名の「トード」というのは…
なんとヒキガエルだそう!
確かに、花が「何か」の顔には見えますが、
その「何か」はヒキガエルではないと思うんですけどね・笑



フラックスというのはアマ(亜麻)の英名です。
葉の形がアマに似ていることから来ているそう。

ウンラン(海蘭)というのは
海岸に多く生える蘭のような花をつける植物という意味。
黄色い花を咲かせる、リナリアとキンギョソウの中間のような植物です。
その植物の仲間で、葉が松の葉のようなので
マツバウンランという名前になりました。



花の形は少し複雑で、特別の訪花昆虫がいるのかな?という感じですが、
この早々にできた種子と帰化出来る繁殖力を見ると、
どうも自家受粉してるのかなあ?という感じがします。




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