野原うた

日々美しい自然の花や生き物などを紹介するブログ。

ホソバオオアマナ(★オオアマナから訂正しました!!)

2007-04-14 | 単子葉植物・ユリ亜綱
科名:ユリ科
属名:オオアマナ属(オーニソガラム属)
和名:ホソバオオアマナ
漢字:細葉大甘菜
学名:Ornithogalum tenuifolium Guss.
   =Ornithogalum orthophyllum Guss.
  
読み:オオニソガラム・テヌイフォリウム
  = オオニソガラム・オリソフィルム
別名:―
撮影:新宿御苑

オオアマナという植物があります。
その植物はアマナ(甘菜)に似ていて、花や葉などが大きいので
そう名づけられました。
そして、そのオオアマナに近縁で、
葉が線形なので、細葉オオアマナ。

ちなみにアマナはアマナ属の植物。
同じユリ科でもどちらかといえばカタクリやチューリップに近い仲間です。
大分にいた頃は畑の土手にいっぱい生えてたんですけどね…
もう十数年見てません

さてさて、今回のホソバオオアマナ
大変な勘違いをしていました!
最初は、この植物のことを
オオアマナだと思い込んでいたんです!
「憧れのベツレヘムの星に会えるのね」なんて楽しみにしていたんです!
ところが、どうも御苑のホームページのどこだかを見たら、
ホソバオオアマナとなっている?し、
帰化植物図鑑の写真と比較しても、
オオアマナではなく、
ホソバオオアマナのようだという結論に達しました
ので、訂正します

見た感じは、可愛いというよりは、
白くて控えめで、可憐な美しさでした。

木陰にひっそり咲いているため、
おなじ園内に星の数ほど咲いているハナニラ★1と間違われてか、
あまり目をとめる人もいません


お星様たちは新宿門を入ってすぐのところで
皆さんを待っていますよ
まだまだ蕾のものもたくさんありましたので、
機会があったらぜひ、会いにいってみてください
★晴れた日のお昼頃じゃないと、綺麗に咲いていないかも知れません!


並んで伸びる蕾たち。
にょろにょろの葉っぱとヘンな蕾は、
日本の花じゃないなっていう雰囲気がビシビシ出ています
原産地はヨーロッパからアジアだそうです。
帰化してしまっているとこともあるようです。


横から見ると、緑と白のコントラストが綺麗ですね!
テヌイフォリウムというのは「うすい葉の、繊細な葉の」という意味。



オオアマナ属(オオニソガラム属)の植物
オオニソガラム・シルソイディス
オオニソガラム・ダビウム



★1ハナニラ
科名:ユリ科
属名:ハナニラ属(イフェイオン属)
和名:ハナニラ
漢字:花韮
学名:Ipheion uniflorum
読み:イフェイオン・ユニフロルム
別名:西洋アマナ(西洋甘菜)
やはり似ているだけあって、西洋アマナなんて別名があります。
繁殖力が強いようで、どこに行ってもわさーっと咲いています。
花はいい香りですが、葉からは名前の通り韮のような匂いも混ざっていて、
近くで嗅ぐと強烈です




ちなみに訂正前の内容一部…



科名:ユリ科
属名:オオアマナ属(オーニソガラム属)
和名:オオアマナ
漢字:大甘菜
学名:Ornithogalum umbellatum
読み:オオニソガラム・ウンベラタム
別名:ベツレヘムの星―Star of Bethlehem
撮影:新宿御苑

アマナ(甘菜)に似ていて、花や葉などが大きいので
名づけられました。
ちなみにアマナはアマナ属の植物。

さてさて、今回のオオアマナ、
ベツレヘムの星―Star of Bethlehemという別名に惹かれて、
今回の御苑散策で出会えるのを
楽しみにしていた植物です!

ベツレヘムの星ってなんだろーと思ったら、
クリスマスツリーのてっぺんちょの星のことなんだそうですよ
キリストの誕生に関わっているんだそう。
神聖な雰囲気が漂う白い花にぴったりですね


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