いきなり脳腫瘍~病名が聴神経腫瘍→右脳腫瘍→右小脳橋角部髄膜腫。手術後に東日本大震災、2度目は右顔面神経麻痺~

最初の病気の告知から入院・手術と順繰りに回想…はブログの頭(2012.4.7開始)の方、2018.3の再手術で障害を負う

手術立ち会いが決まるまで① 数十年ぶりに会った従兄

2018-04-17 08:09:40 | 脳腫瘍(七年目の危機)

入院前の話に戻るが、
手術立ち会いする人が決まるまでが大変で、
二転三転した。
脳外科手術は、全身麻酔で長時間、
頭を開けて、事が起きるリスクも高く、
ひとりではなく、ふたりに頼まないと。
前出の友人Bさんが申し出てくれて、
ひとりは血の繋がりがある親戚がいいと思い…
首都圏に住む叔父叔母も皆、年を取り、
ある叔父なんて、元気そのものだったのに、
70歳で半ば寝たきりの要介護になったし、
ここは「いとこ」しかいない。
ある従兄、40代後半、病院近くに住み、独身、
ミュージシャンを目指し、休みが取り易い勤務、
…頼みやすい状況だ。
但し、こどもの時以来、会っていない。
ただ、この従兄の親(私の、叔父叔母)は、
新潟に住んでいるが、年に二度は、
用事がなくても私から電話していたので、
お願いしたら、
「どうぞ、使ってやって」
と、ふたつ返事で承知してくれた。
頼むことになり、従兄から、
「顔合せも兼ねて、自分のライブに来てほしい」
とメールが来た。
1月末、風邪やインフルが流行る時期だが、
もし移っても手術まで日があるから、と、
2時間掛けて行った。
事前に、
「ライブの前か後に、一緒にゴハン食べよう」
と聞いたら、
「んー、そんな時間はないな」
当日、行ったら狭い空間で人がびっちり、
やはり咳をしている人がいる。
何組もが交代で演奏する形式で、
従兄はトップバッター、
ソロで自作の曲の弾き語り30分間、
私は素人だが、音楽はよく流し聞きしているが、
メジャーデビューできるレベルではない。
30分の演奏が終わり、従兄がしょっちゅう席を外し、
すぐに、
「まだ、ここにいる?」
と言って来た。
「〇〇ちゃん(従兄)の演奏だけ聞ければいいから、
(他の人の演奏の)途中で帰ろうかと」
「悪いんだけど、夕べ飲み過ぎて具合が悪い。
風邪がぶり返したかもしれないから、帰るわ」
この時点で、手術の立ち会いは、
この従兄と友人、ではなく、
この従兄と、他の親戚にしようと決めた。
せっかく申し出てくれた友人には、
丁重にお断りをした。

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