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いきなり脳腫瘍~頭蓋底髄膜腫が発覚、東日本大震災直前に手術。再発し再手術、右失聴と右顔面神経麻痺になる~

脳腫瘍を告知され開頭手術。
7年後に再手術し、重い障害を負う。
それでもフルに働き、母をひとり介護し看取った。

次の検査は、二年後

2016-10-28 21:30:08 | 仕事復帰後
「ほとんど取ったのですが、ここだけ少し残っている。
手術は後ろからでしたっけ、横からでしたっけ?」
「(頭蓋骨が)凹んでいるので、後ろからだと思います」
「後ろからは取れなくて、横からなら取れるが、
悪さをしていないからいいでしょう。
5年でほとんど変わっていないから・・・」
(二つの画像を上下に並べて比較)
「墓場まで持って行かれますね・・・」
「あなたは若いから、少し心配だが。
次は2年後でいいですかね。
造影剤も良くないから、2年後にしましょう。
一年後に顔だけ見せに来てください。
そこでMRの日程を決めましょう。
一年を過ぎると、初診扱いになるから」
微妙な気持ちはあるが、検査も二年後になり、
結果は良かったということですね。
(おしまい)
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5年9ヶ月目で初めて聞いた、「取り残し」

2016-10-27 21:58:45 | 仕事復帰後
KO大学結果外来へ、予約時刻の少し前に到着。
がー、なかなか呼ばれない
昨年から待合番号システムが導入され、
自分があと何番目かわかるようになり、
待つにしても気持ち的に大分楽になったが・・・
夫婦で入って何十分も診察室から出てこない、
きっとこれから手術の患者で難しい話をしているのだろう。
気がせくが、仕方がない。
やっと私の番になり、部屋に入るなりY先生(執刀医)が、
「変わりがないですね」
あ、そうなんですね。
取り合えず、安心した。
先週撮った画像を見ながら、
「ここに影があるけれど、変わっていないから・・・」
「4年前から言われている、内耳道の影ですか」
「あと、もう一ヶ所、腫瘍の取り残しがあるが・・・」
ええっ
「取り残し」の言葉は、初めて聞いた
(つづく)
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一年ぶりに、KO大学病院へ

2016-10-21 21:40:44 | 仕事復帰後
午後、年一回の脳検査だった。
受付を済ませてすぐに血液検査へ
(本検査であるMRIで、造影剤が使えるか確認するため)、
その後、院内のナチュラルローソンで弁当買って、
ゆっくりと食べた。
ナチュラルというだけあって、結構旨い。
MRI検査はもう何十回(は、大袈裟か)も受けたが、
頭を固定された上で、更に動かさないようにする。
つまり風邪を引いて咳き込んだり、
鼻が出ている時は、検査自体が無理だ。
今日の為に先週から、風邪を引かないように、
23時前に就寝し、職場で風邪が流行っていたので、
移されないように気持ちをしっかり持ち続けた。
咳き込みながらマスクしない人、ムカつくわ~
センスないわ~だからそんなに、
おばちゃん体型になるんだわ
あと今回初めて検査時に、脚の下と尻の下に、
枕を入れられた。膝が立った状態だった。
普通の仰向けより楽だった・・・かどうかは、
よくわからなかった。
病院全体の仕組としては、
6年近く前に初めて病院に掛かった時と比べ、
外来患者受付の流れがシステマティックになり、
右往左往することがなくなった。
今日は疲れたので、寝ます。
あ、22時から、NHKの
「運命に、似た恋」見ないと。
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5年前の今日退院した

2016-02-05 22:03:35 | 仕事復帰後
母は毎年、手術した1月28日と同時に、
退院した今日を、記念日にしている。
何故なら、入院先に来ることも叶わず、
家で気を揉みながら私の退院を待っていた母は、
実際に私の顔を見るまで、
「本当は顔面麻痺が起きているのでは、
病院からの電話では隠しているのでは」
と、思っていたから。
親心なんだろうが、母は普段から度が過ぎていて、
重くてしょうがない。
そんなに心配なら、私に負担を掛けないように
気を使ってほしい。
気を使う方向が、全く間違っている。
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職場で本当に走った

2016-01-28 22:14:58 | 仕事復帰後
昨日書いた業務がプロジェクトとしては完了、
今後は日常のルーチンになるのだが、
最後の詰め(としか・・・)で、走った。
私の重症性だと、後遺症で走れない人も多いはず。
多くの方々のおかげだけれど、
他に代わる人がいないのが執刀医のY先生、
ありがとうございました。
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今日でちょうど5年

2016-01-28 06:53:00 | 仕事復帰後
5年前の今日、
開頭して腫瘍の摘出手術を受けた。
こんな一番寒い時期だったのだ。
執刀したY先生を始め、多くの方々のおかげで、
再発の心配もなく、人並みに暮らせている。
(聴覚障害はつらいが、重症性を思い出すと、
不可避な後遺症であるのは繰り返し書いている通り)
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脳検査結果外来

2015-11-03 20:05:35 | 仕事復帰後
10月22日の続きです)
Y先生の方から、聞こえのことを聞かれた。
言っても仕方がないことと、
避けられなかった後遺症だとわかっているで、
あまり詳しくは説明しなかったが、
45dBの難聴であることと、
滑舌の良し悪しで聞き取りの差が大きいことを話した。
先生は電子カルテに入力していた。
あと、腫瘍摘出前の画像を1枚印刷してもらった。
脳MRの前に受けた血液検査の結果も貰った。
「少し貧血ですね。大したことないけれど」
と言われた。
もう長年貧血だが、確かに程度は軽くなった。
それはそうだ、年間出血量(生理の・・・)が減っているから。
と心の中でつぶやいたが、口には出さなかった。
また一年後に、お目に掛かります。
(おしまい)
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K大学病院の施設の変更点③

2015-11-01 21:17:28 | 仕事復帰後
10月27日の続きです)
外来の話になるが、昨年までは、
診察室から名前を呼ばれるのを
ひたすら待つ形式だったが、
今回は、待合にモニターが設置され、
4人以内の待ちになると手持ちの番号が表示されて、
あと何人目で呼ばれるかわかるようになった。
だから、まだだからトイレに行こうとか、
もうすぐだから我慢しようとか、
調整できるようになった。
これはよかった。
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K大学病院の施設の変更点②

2015-10-27 21:50:37 | 仕事復帰後
10月18日の続きです)
MR検査室の場所が変わった。
今までは古い感じの廊下をくねくねと歩いて、
古い感じのエリアだった。
今回からは少し近くなったかな、
1号館という真新しい建物の2階になった。
ピカピカだ・・・
この病院にお世話になって、
初めてのピカピカな空間かもしれない。
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がっかりする論点が違う

2015-10-22 22:06:31 | 仕事復帰後
検査が二年後になることを期待していたら、
また一年後だったことにがっかりしたのだが、
同病でネット交流がある方のブログやFB投稿を見ると、
結構再発している。
三回開頭手術したりガンマーナイフ治療が始まったり。
私も脳幹周りだったので、
普通なら外科手術で取り切れずに
残存腫瘍から再発する典型例である。
それが見える限り全摘して頂き、
最初から年一回検査で済んでいるんだから、
むしろそこに、感謝するべきなのだ。
反省・・・
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