いきなり脳腫瘍~病名が聴神経腫瘍→右脳腫瘍→右小脳橋角部髄膜腫。手術後に東日本大震災、2度目は右顔面神経麻痺~

最初の病気の告知から入院・手術と順繰りに回想…はブログの頭(2012.4.7開始)の方、2018.3の再手術で障害を負う

Japan Cancer Forum2021

2021-08-21 14:18:03 | 医療情報・医療ドラマ
毎年8月の土日2日間で開催される、
がん患者・家族をはじめ、がんに関わるすべての人に送る
日本最大級のがん医療フォーラム。
おととし初めて参加し、築地の国立がん研究センターでの
リアル開催だったが、昨年からオンライン開催となった。
臨場感は遥かに劣るし、他の患者や医療者と交流できないが、
コロナ禍だから仕方がないし、この暑い中、遠方まで出掛けず、
家で簡単に参加することができるのも大きなメリットだ。
リアル開催では私は土日どちらかを選ぶが、
オンラインなら、両日とも興味のあるプログラムだけ参加できる。

その中で患者でもある薬剤師の方が話していた、
「薬は体にとって異物だから、飲まない方がいい。
だが治療に必要だと理解したら、きちんと飲み続けること」
に同意する。

昔から「毒にも薬にもなる」と言われているように、
どんな薬や医学的治療もメリットとデメリットがあり、
(平たく言うと)やぶ医者に当たると、酷い目に会う。
やぶ医者に不適切な薬の処方をされ酷い目に会ったのに、
それを薬のせいにし、医療を全否定するのは間違っている。
例えば、精神科で、私の主治医は毎回様子を聞きながら、
量を最少に調整してくれた。
仮に私の症状で多く処方したとしても、
落ち着いたら減らしただろうし、いきなり断薬せず、
離脱症状が出ないように徐々に減薬しただろう。
やぶ医者が不適切な処方をし、それで酷い副作用が出ると、
今度はいきなり断薬し、患者は死ぬような目に会う。
その患者が他の患者に対し、治療を全否定する進言をし、
それを真に受けて適切な治療なのに中断したら、
治るものも治らなくなる。

そうならないように、このような公平な機会を捉えて、
勉強した方がいいと思います。
コメント (4)
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「居るのはつらいよ」(東畑開人) 脳外科手術も解説

2021-05-04 08:57:54 | 医療情報・医療ドラマ
最終章「居るのはつらいよ」(320頁)で、以下のような記載あり。
(適当に言葉をはしょりますが)

投資は積極的になされても、経費は削減されていくのだ。
同じように脳外科手術にはすさまじい値段がつくけれど、
手術前の不安を鎮めるための会話や、
手術後の体のお世話の報酬は低い。
復職支援のためのリワークデイケアは拡大しても、
居場所型デイケアは縮小していく。

そうそう、2度の脳外科手術入院の時に、そうだった。
脳外科大先生に執刀してもらったが、
手術以外の、病棟で居る時の扱いが、お粗末だった😫 
二度目は術後に重い顔面神経麻痺を発症し、
その回復を低下させる状況だったから、恨みが深い😰 
患者本人にとってはたまらないが、
限られた医療費の割り振りという市場のロジックで、
説明がつくことだったんだ😭 
(それでもあれは、絶対に、おかしかったが😠
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昨夜の日テレ「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」

2020-02-09 09:22:44 | 医療情報・医療ドラマ
もちろん初回から見ているが
(4回目は、母のショックで見られず)、
昨日で5回目、「聴神経腫瘍」だったので、
特に気合を入れて見た。
3人の患者の話が並行してあったが、聴神経腫瘍は、
「聴神経は脆く、温存できるなんて確約できない、
(聴力温存以前に)全部の腫瘍を摘出できれば上出来の手術」
との、ドラマ内脳外科医の解説。
そして顔面神経損傷(麻痺発症)のリスクも大きい。
”ピアニストで、イケメンの為タレント活動もしている”患者が、
手術直前に精神不安定になり(私と同じ)、本音を吐露。
正確には憶えていないが、こんな内容だった。
「聴神経はどうでもいいから、顔面神経を温存してくれ。
顔面神経を損傷したら、タレントとして生きていけない!」
うわ~~~~~😭 
それ位、顔面神経は、大事…
実際に顔面麻痺になると、
見た目がホラーなのを悩む余裕がない程に身体的苦痛が大きい…
(注:私の個人的な感想です)
結局、ドラマなので、手術は大成功し、
聴神経も顔面神経も完全に温存、
患者の術後の苦しみも描かれず、すぐに普通に動いていた。
うーーーーん…😖 
こういう症例は、滅多にないと思う、と言うか、あるのか?
ドラマの時間枠内に収めなければいけないとは言え、
関係者(医療者、患者)以外が見たら、
実際よりすごく軽く受け止めるよな。
聴神経腫瘍がメジャーなドラマで取り上げられて、
良かったと言えるか、微妙だ😰 
コメント (2)
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昨夜の、ドラマ「ラジエーションハウス」SP答え

2019-06-25 08:38:29 | 医療情報・医療ドラマ
はい、数分後に出ました。
答えは、「聴神経腫瘍」でした。
ここの読者さんならおわかりですね、
脳腫瘍の一種です。
私は「聴神経腫瘍」ではありません、
「髄膜腫」ですが、聴神経が絡んでいました。
実際、右耳の聴力が、失われた。
「脳腫瘍」って、
ドラマや映画の中ではメジャー扱いですが、
現実には、希少なんですよね。
私は町医者、否、個人の耳鼻科医院3ヶ所に通い、
まるでかすりもせず、
紹介でなく自力で総合病院に行き、発見された。
だから手遅れで、右耳失聴や右顔面麻痺も、
元はと言えば、発見が遅れて重症化したせいである。
このブログったって、既に知識のある方々が、
読んでいることが多いでしょう。
まあ、他人事感満載の、病名だし、
だから、「いきなり脳腫瘍」なんですよ。



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ドラマ「ラジエーションハウス」SP

2019-06-24 21:55:42 | 医療情報・医療ドラマ
右耳だけ難聴、耳鳴り、めまいって…
それ、私と同じ、脳腫瘍ですから~~残念!
(答えは、数分後?)
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5夜連続ドラマSP「白い巨塔」に思うこと

2019-05-24 21:44:03 | 医療情報・医療ドラマ
いい加減に見ている。
風呂から上がると放映開始の21時過ぎだし、
22時から他のチャンネルに変えたり、
3分の1位しか見ていないが、
このドラマの肝は、
「有名大学病院の、特に外科教授は、神」
ということだよねー😅 
ドラマの中の大学病院、どろっどろっ😒 
私も長年、有名大学病院の教授に掛かっているが、
このドラマみたいな感じはしない…
大学同級生の医師(某私大病院教授)に言わせると、
「(パワハラ医師の具体例があったが、記載は控える)
そんな輩が大手を振って歩いている不思議な業界」
だそう。
中に入ってみないと、わからんねー😓 
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運命は変えられる

2019-05-12 21:58:05 | 医療情報・医療ドラマ
今、「NHKスペシャル 人体Ⅱ遺伝子(2)
“DNAスイッチ”が運命を変える」を見た。
このタイトルは、精神論的なことではなく、
科学的に立証されてきたのだ(以下の通り)。
 
最先端の研究によって、遺伝子には“運命を変える仕組み”
があることが分かってきた。
DNAにある、いわば「スイッチ」のような部分の切り替えによって
遺伝子の働きががらりと変化し、人生そのものまで変わるという。
がんを防いだり、肥満を防いだりする遺伝子から、
記憶や音楽などの能力に関わる遺伝子まで。
すべての遺伝子にはスイッチがあり、コントロールできる可能性がある。
 
私は、社会科の話題より、科学の話に前のめりになる、
好きなんだなー元々、やっぱり。
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フランケンシュタインの誘惑E+ #4「脳を切る “悪魔の手術”ロボトミー」

2019-04-26 17:33:23 | 医療情報・医療ドラマ
おどろおどろしタイトルだが、
昨夜午後10時00分~ 午後10時45分に、
教育テレビで放映された
ロボトミー、うっすらと知っていたが、
怖い怖い、実際に医療として行われていただけに、
ホラーより、怖い

NHKの番組HPより↓
科学史に埋もれた闇に迫る。
今回取り上げるのは悪魔の手術「ロボトミー」!
精神疾患患者の脳の一部を切除し「おとなしくさせる」手術だ。
現在では人間性を剥奪する「史上最悪の外科手術」とされているが、
1950年代まで「奇跡の手術」として日本を含め世界中で
盛んに行われていた。
なぜロボトミーは生まれ世界に広まったのか?
ロボトミーの普及と改良に生涯を捧げ3500人の脳を切った
神経科医を追い、その光と影に迫る!

まともな治療でも、脳は、怖いよね
そして、難手術を、それに見合う腕を持たない医師も
実施しているんだから、今でもロボトミーに近いことは、
あるのだ…医療の、深い、闇。
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昨日の番組で、有村藍里の整形手術を扱った

2019-03-04 22:20:50 | 医療情報・医療ドラマ
デイリースポーツに詳しくある(以下の通り)が、
結果は大成功で、世間の評判もいいみたいで、
彼女の今後の人生が明るく開けたようだが…
5時間近いリスクの高い手術、
第一人者の医師が(テレビまで入り)気合を入れてやったとは言え、
リスクが高くても受けざるを得ない病気の治療と違い、
失敗すれば普通の顔が破壊されたり、
後遺症が残ったりする訳で、怖いと思った。
この番組を見た「一般人」が、
真似て一か八かで整形手術に走りませんように。
有村藍里さんは、最高の状況で施術を受けたんだからね!

********************************
女優・有村架純(26)の姉で、タレント・有村藍里(28)が3日、
ブログで美容整形を受けたことを公表した。
3日にフジテレビ系で放送された「ザ・ノンフィクション」で
手術の様子などが放送されたが、藍里は術後の診断で涙を浮かべ
「口紅を塗るのも楽しい」と感激を語った。

番組では、医師が行った藍里の手術についても詳しく紹介。
頭蓋骨を6つに分割し、それぞれの骨の位置を変えてしまうもので、
ミリ単位の正確さが求められる。

担当した医師は「皮膚とかだと帳尻合わせるのに無理くり
引っ張れたりするんですが、骨は1ミリたりとも融通がきかないので、
目的とする場所があるとすれば、その場所まで誘導してあげないといけない」
と手術の難しさを語っていた。

手術は午前9時55分に開始。
終わった瞬間に画面に映った時計は2時35分を指していた。
口の内側から切開し、下あごを割れる寸前まで削り、上あごも骨を切り離し、
後ろに下げるための空間を作るなど繊細な技術が求められる。
その後上下のあごを3・3ミリ奥に下げ、それをチタンプレートで固定。
あご先の骨も切り離して前に固定するといった手術の様子も放送された。

これらの手術を経て、3カ月後の今年1月に経過診断を受けに来た
藍里の様子も放送されたが「自分の顔は見慣れない」と照れ笑い。
医師から「楽しくなった?何が楽しい?」と聞かれると
藍里は「泣いちゃう」と声を詰まらせ
「口元が収まって口紅を塗るのも楽しくなったし、
もっといろんな事、髪型やメイクも挑戦できるなって。
これからもずっと楽しみです」と涙を流した。
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ザ・ノンフィクション「あなたの顔、治します。」

2019-03-03 20:38:55 | 医療情報・医療ドラマ
毎週日曜日14:00~14:55(フジテレビ)
テレビ欄見て、面白そうなテーマの時だけ見ている。
今日は、コレだった↓
日本では数少ない、骨を手術できる美容外科医、山口憲昭氏(37)。
彼のポリシーは「本当に美容整形が必要な人にしか手術はしない」こと。
そんな山口氏が東京・銀座の新クリニックの院長に就任した。
経営というプレッシャーを抱えながら、
より複雑で難しい手術を任されることとなった山口氏の姿を追う。

面白かったっす
「手術の合併症のリスクも理解してもらう。
手術には、メリットデメリットがあるから」
うんうん…
この一年間の経過で、この言葉の持つ重要性が、痛い程、わかる。
山口氏は、形成外科医として国内外で研鑽を積んだ後、美容外科医に転身。
この違い、必要とされるスキルは被るが、ざっくり言うと、
形成外科が健康保険適用の「病気」の治療、
美容外科が保険の適用外の所謂「整形手術」って感じですか。
私の「顔面神経麻痺」は病気なので、
今後残った見た目の不具合を治すのは、形成外科です。
だが、美容外科と同様、
「本当に形成外科治療が必要な人にしか手術はしない」べきで、
今日の番組を見てもリスクが大きい手術だから、
私の場合は…ないな。
まだ左右ガチャ目だし、口も曲がっているが、
普通に生きていく分には「仕方がない」と思える程度にはなったので、
仮にコレ止まりだとしても、受けて却って変になる方が怖い
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