先日のこと。
あるご老人が紙芝居を返しに来たそうな。
ところがまだ1冊絵本が未返却だったので、
「もう1冊残ってますね。期限を延長しておきますので、こんどお返しください。」
とカウンターの職員は言ったそうな。
ご老人は、
「解りました。」
と帰っていったのですが、しばらくしてこのご老人から、
「絵本は、先ほど返した紙芝居のふくろの中に家族の者が入れておいたそうです。」
と電話があったそうな。
えっ?
電話を受けた職員と、もう一人の職員が慌てて紙芝居置き場の紙芝居をすべてチェックしたのですが、絵本は見つからなかったそうな。
そしてその職員はその日の帰り際、私図書館屋に、
「ということですので、その旨連絡しておいてくださいね。」
それで今日は朝一番で私図書館屋は再度紙芝居を点検しました。
ありません・・・。
それで今日の午後ご老人に電話。
「絵本は見つかりませんが、他の方が借りた紙芝居に入っているのかもしれません。一応返却しておきますので万が一ご自宅にありましたらお持ちください。」
ご老人は電話先で大いに恐縮されているようでしたから、あえて事務的に済ませました。
もちろん絵本には不明をかけておきます。
こんな風な日常が過ぎていきます。
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