高尾山で5歳の男の子がよそ見をしていて斜面を落ちたとか・・ 親ごさんが助けたとのニュースがありました。
最近の高尾山の登山人口はもう・・凄いです!! 休日などは家族連れも多く、子供さんも元気に登っています。
でも一歩間違えば高尾山と言えども山には違いなく、急斜面や岩道もあります。
事故につながる場合もある事を忘れずに、充分気を付けたいもの。
半月ほど前頃のこと。メンテナンスを受けている治療院の先生が、「白骨化・・なんてことにならなくてよかったですね~」
「ご主人がおっしゃっていましたよ。止めても行ってしまう人だから・・・って」と続けられます~~
この話は主人に話したことでした。。。ハナネコノメを見に行った日、それだけで帰ってくればよいものを、つい・・白い印に呼ばれてしまい・・・
道なき山裾の針葉樹林に入って行ったのです・・・木につけられた白い印に誘われるように。自分の歳など頭からすっかり消えていて~~
アオキの藪漕ぎをし、倒木をまたぎ・・・更に白線を追います~~
倒木の下にはヨゴレネコノメソウやニリンソウなどが咲いていました。
向かいは中央高速道。でも…下方を見下ろすと流れを狭めた小仏川・・山肌も川底も岩盤のようです
先は伐採された斜面、そんな場所に出てしまい、少しは戻ったものの・・・オイオイまたアオキの藪漕ぎかい?
なんとか川へ下りられそうな場所をさがします~ もう必死
赤紐をみつけました
岩を慎重にくだります。
もちろんクサリなどあろうはずもなく。。。
上流には流れの緩やかそうなところも見えますが、岩ばかりでそこまで行けません。
渡渉?・・川の石は滑るからできれば避けたい。
そう思って見渡していると、細い木が渡してある・・・だれかが通ったのだろう。
グラッっとする木に右足を置き、左足は向こう岸を目指し飛び越えます。
ギリギリなんとか水に浸からずに川を渡る事が出来ました。ああ、しんどかったぁ~
伐採された斜面を見たところです。先ほどはこの右側の沢と言うか谷間に出てしまったのでした。
もう二度と白い印には惹かれないでおこう。もし滑落したら、頭を打って即死か、助かったとしても骨折で動きがとれなかったと思います。
高尾のこんな人里近くの山裾でさえ険しい岩の斜面があることを身をもって知ることとなりました。
若い登山者や男性だったらどうということのない場所かも知れませんが私にとってはアルプス登山以上に緊張の時でした。
この話を夜、主人に話したところ、「無事に帰れて良かったねえ。もし落ちでもしたら、下手すれば発見されなくて白骨化になったかもしれないよ」と。
そして後日、主人が治療院の先生に話してしまったわけでして~~(恥)