**ももくり日記**

なんでもない日常が大切で・・・

冬空のもと

2007-12-14 | にちじょう
平日に葬儀が入ったために、夜なべで仕事をかたづける。
海外は、もう21日でCloseしますからね。クリスマス休暇ですね。
いいねぇ・・。

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故人は義母のひとつ上のお兄さん。オットのおじさんです。
お義母さんは8人兄弟ゆえ、年齢にも幅があり、普段はそんなお付き合い
ないのだけど、このおじさんだけは家も近いこともあり、
結婚当初、お家に招かれ、おじさんお手製の「すき焼き」をごちそうに
なったこともあり、数年前ガンで入院していた時もお見舞いに行っています。
あれから3年はたったのかな。
病気による早すぎる死というのは辛いなぁ・。

「お葬式」って、本当にいろんな思いが去来する場面です。
場面場面で泣いたり笑ったり、ちょっとの時間で感情がくるくる動く。
ほぼ8年前の結婚式に来ていただいただけの、親類縁者に囲まれ、
確かにオットに繋がるその血の半分の結集を見ているだけで、
ああ・・家族ってこうやって・・と毎度の思考パターンに陥ります。
いわゆる一族繁栄の絵図ね。

親族って面白いなぁ。と。
もちろん面白がってる場合じゃないのですが、杯を交わしながらの交流して
みれば、おのずと、「だれさんの次男の嫁」というポジションが
くっきり見えてきますしね。
当然結婚したからには、避けられない社交です。
お義母さんは8人兄弟ですから。(7人になってしまったけれど)
おじ・おば、そしてオットのいとこ達。名前と顔を一致させるだけでも大変。

それにしても、自分自身の年齢も年齢なので、喪主側の息子さん達の思いも考えると、
「親を見送る」側の気持ちにも思いがぐーんと寄りますね。
いずれ自分が立つ位置です。
そして、奥さんの悲しみも。夫婦は一緒には死ねないから。
置いていかれるほうの悲しみも胸に迫るんです。本当に。
人生って、格好つけたって仕方ない。
結局はこうして幕が下りるのだと。送り送られ、骨になる。
家族に思い出を語られる最後というのは、やっぱり王道で幸せなことなの
だと素直に思います。

・・・喪服きつかったなぁ・・もう。ダイエット続行だ。
そして、オットが今日は夜に帰ってくる。
来週はクリスマスだし、なんだかあっと言う間の師走だなぁ。