先週歩いた山でエイザンスミレ、ヒゴスミレ、ヒナスミレ(フイリも)、キスミレをいっぱい見ました。
先週は圧倒的にこのようなフイリをたくさん見ました。今までほとんどこの小さなスミレはフモトだと思ってました。
このうちキスミレは山梨県絶滅危惧IA種です。登山道まわりであまり見かけなかったのが気がかりです。
また小さなスミレにもいっぱい会えました。一挙に会えたことでいろいろ比べることができました。
では出会ったスミレを紹介します。
マキノスミレ
図鑑を読むとシハイスミレとよく似ていると書かれていて、見分けポイントは図鑑やブログでは花色や葉の立ち方とあったのですが、実際見てみると素人の悲しさでそのポイントはうまく見分けられませんでした^^; たくさん写真をとったのを何度も何度も見て、葉裏が緑色のものがあったりほとんど紫が残っていないものもあったので、その特徴だけでマキノとしました。山梨にはいくつか両方の群生地とされる場所があるそうなので間に合えば見にいって比べてみたいです。
ヒメミヤマスミレ
フモトスミレに比べて花の中心に黄緑色があったことや葉の鋸歯と合わせて同定しました。
葉裏は薄く紫がありました。ここが少し疑問です。
フモトスミレ
先週は圧倒的にこのようなフイリをたくさん見ました。今までほとんどこの小さなスミレはフモトだと思ってました。
ただ花がものすごく赤いものや三角なものなどは別種?と思ってましたがそれらはすべてフモトのようです。
トウカイスミレ
去年はじめて出会ったスミレです。花全体が薄いピンク色で綺麗なスミレです。
これから会ってみたいのはコミヤマスミレです。山梨県絶滅危惧II類。
生息場所が暗くジメジメしたところだそうです。花期が最も遅いと書かれているのでまだチャンスはありそうです。
また去年までにフモトスミレと思って写しているかもしれません。5月の記録を見直して見ます。
4/26頃から山梨の林道が次々に通れるようになってきます。より高い場所のスミレも咲いてきそうで楽しみです。