洋楽レビュー/感想。
常に個性的で高いレベルの美しい音楽を作り続けている孤高のバンドの新作。
◆Wild Beasts - Smother
基本的に前作を推し進めた感じで、
目新しさは少ないのですが、
彼ら独特の美しさを極限まで磨いたような作品で、
日本で言うところの「侘びと寂び」みたいな物も感じ、
実に素晴らしく実に美しい…
演奏自体はシンプルで音数も少ないのですが、
各楽器の演奏が丁寧で巧いですし、
反復する所と展開する所の音の重ね方や、音の選び方や響き方などなど、
アレンジも実に練られていて、
音一つ一つに拘りというか説得力があって無駄が無く
楽器のようにスムーズに曲に馴染む、
ファルセットボイスのボーカルも相変わらず個性的で素晴らしいし、
聴けば聴くほど味わい深くなります。
多くのアーティストが新しい要素を入れて進化するのと違い、
脇目も振らずに自分たちの音楽を掘り下げて、
進化/深化を続けて行く事は実に素晴らしく、
傍から見たら地味なんでしょうが、
日本の頑固職人的な拘りみたいなものを感じますし、
音楽なのに文学的な知性や品を感じるし、
個人的には彼らのアルバムで最高の出来だと思う。
PS
これから3週間はブエルタ始まる関係でサイクルロードレースネタ中心になるので、
洋楽関連のネタは減ると思います。
ちなみに今回の記事で、
今年前半に出た作品の中で気に入っている作品のレビューは書けたと思います。
知らない作品で良い作品あるかもですけど…それは追々書けたらいいなと。
常に個性的で高いレベルの美しい音楽を作り続けている孤高のバンドの新作。
◆Wild Beasts - Smother
基本的に前作を推し進めた感じで、
目新しさは少ないのですが、
彼ら独特の美しさを極限まで磨いたような作品で、
日本で言うところの「侘びと寂び」みたいな物も感じ、
実に素晴らしく実に美しい…
演奏自体はシンプルで音数も少ないのですが、
各楽器の演奏が丁寧で巧いですし、
反復する所と展開する所の音の重ね方や、音の選び方や響き方などなど、
アレンジも実に練られていて、
音一つ一つに拘りというか説得力があって無駄が無く
楽器のようにスムーズに曲に馴染む、
ファルセットボイスのボーカルも相変わらず個性的で素晴らしいし、
聴けば聴くほど味わい深くなります。
多くのアーティストが新しい要素を入れて進化するのと違い、
脇目も振らずに自分たちの音楽を掘り下げて、
進化/深化を続けて行く事は実に素晴らしく、
傍から見たら地味なんでしょうが、
日本の頑固職人的な拘りみたいなものを感じますし、
音楽なのに文学的な知性や品を感じるし、
個人的には彼らのアルバムで最高の出来だと思う。
PS
これから3週間はブエルタ始まる関係でサイクルロードレースネタ中心になるので、
洋楽関連のネタは減ると思います。
ちなみに今回の記事で、
今年前半に出た作品の中で気に入っている作品のレビューは書けたと思います。
知らない作品で良い作品あるかもですけど…それは追々書けたらいいなと。