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Mika - Happy Ending (日本語訳付き曲解説)

2022-10-06 19:35:46 | 日本語訳付きの曲解説
好きな洋楽の日本語訳(和訳)付き曲解説。

※他の日本語訳(和訳)付き曲解説記事はこちら。



今回紹介するのは、
曲のタイトルは「Happy Ending」ですが、
「No happy ending」になってしまった事について書かれている、
内省的で繊細でエモい歌詞の、
ドラマティックで悲しくて切なくてエモくて美しい、
ソウル/ゴスペル/バラードソングの
「Mika」の 「Happy Ending」です。


◆MIKA"Happy Ending"

This is the way you left me
(君はそうして僕を置いて行った)
I'm not pretending
(取り繕ったりなんかしない)
No hope, no love, no glory
(希望はない,愛もない.栄光もない)
No happy ending
(ハッピーエンドも無い)
This is the way that we love
(これが僕達が歩んだ愛の形)
Like it's forever
(永遠に続いていくかのような)
Then live the rest of our life
(これから残りの人生を生きよう)
But not together
(一緒では無いけれど)

Wake up in the morning, stumble on my life
(朝起きてみると.生きる事につまずいている)
Can't get no love without sacrifice
(犠牲無しでは愛を手にする事は出来ない)
If anything should happen, I'd guess I wish you well
(もし何か起こった場合は,多分僕は君に祈るよ)
Mm, a little bit of heaven, but a little bit of hell
(うーん.ちょっとだけ天国,でもちょっとした地獄かな)

This is the hardest story
(これは最も辛い物語)
That I have ever told
(僕が今まで話してきた中で)
No hope, or love, or glory
(希望はない,愛も.栄光も)
Happy endings gone forever more
(ハッピーエンドはもう永遠に無くなってしまった)

I feel as if I'm wasted
(まるで台無しにした気分だよ)
And I wasted everyday
(そして僕は…毎日を無駄にしていた)

This is the way you left me
(君はそうして僕を置いて行った)
I'm not pretending
(取り繕ったりなんかしない)
No hope, no love, no glory
(希望はない,愛もない.栄光もない)
No happy ending
(ハッピーエンドも無い)
This is the way that we love
(これが僕達が歩んだ愛の形)
Like it's forever
(永遠に続いていくかのような)
Then live the rest of our life
(これから残りの人生を生きよう)
But not together
(一緒では無いけれど)

Two o'clock in the morning,
(時計が朝の二時を指す時)
Something's on my mind
(いつも思い悩む)
Can't get no rest, keep walkin' around
(休む事が出来なく,歩き回り続ける)
If I pretend that nothin' ever went wrong
(もし間違いなどが何も無かった事にすれば)
I can get to my sleep
(眠りに就くことが出来る)
I can think that we just carried on
(ただ只管に進んで行けたと考える事が出来る)

This is the hardest story
(これは最も辛い物語)
That I have ever told
(僕が今まで話してきた中で)
No hope, or love, or glory
(希望はない,愛も.栄光も)
Happy endings gone forever more
(ハッピーエンドはもう永遠に無くなってしまった)

I feel as if I'm wasted
(まるで台無しにした気分だよ)
And I wasted everyday
(そして僕は…毎日を無駄にしていた)
I feel as if I'm wasted
(まるで台無しにした気分だよ)
And I wasted everyday
(そして僕は…毎日を無駄にしていた)

This is the way you left me
(君はそうして僕を置いて行った)
I'm not pretending
(取り繕ったりなんかしない)
No hope, no love, no glory
(希望はない,愛もない.栄光もない)
No happy ending
(ハッピーエンドも無い)
This is the way that we love
(これが僕達が歩んだ愛の形)
Like it's forever
(永遠に続いていくかのような)
Then live the rest of our life
(これから残りの人生を生きよう)
But not together
(一緒では無いけれど)

Little bit of love
(ちょっとした愛)

Little bit of love
(ささやかな愛)

Little bit of love
(少しだけの愛)

Little bit of love
(ほんの僅かな愛)

There ain't a better love
(これ以上の愛は無い)
Little bit of love
(ほんの僅かな愛)
Need to be love, love
(愛が必要なんだ,愛が)

I feel as if I'm wasted
(まるで台無しにした気分だよ)
And I wasted everyday
(そして毎日を無駄にしていたんだ)
Hey,hey,hey,hey!
(そうさ,そうさ,そうさ,そうさ!)

This is the way you left me
(君はそうして僕を置いて行った)
I'm not pretending
(取り繕ったりなんかしない)
No hope, no love, no glory
(希望はない,愛もない.栄光もない)
No happy ending
(ハッピーエンドも無い)
This is the way that we love
(これが僕達が歩んだ愛の形)
Like it's forever
(永遠に続いていくかのような)
Then live the rest of our life
(これから残りの人生を生きよう)
But not together
(一緒では無いけれど)

This is the way you left me
(君はそうして僕を置いて行った)
I'm not pretending
(取り繕ったりなんかしない)
No hope, no love, no glory
(希望はない,愛もない.栄光もない)
No happy ending
(ハッピーエンドも無い)
This is the way that we love
(これが僕達が歩んだ愛の形)
Like it's forever
(永遠に続いていくかのような)
Then live the rest of our life
(これから残りの人生を生きよう)
But not together
(一緒では無いけれど)

This is the way you left me
(君はそうして僕を置いて行った)
I'm not pretending
(取り繕ったりなんかしない)
No hope, no love, no glory
(希望はない,愛もない.栄光もない)
No happy ending
(ハッピーエンドは無いんだ)








端的に言うなら、
「最愛の人」と別れてしまった事を歌った
「別れの曲」であり「喪失の曲」なんですが、
曲展開がドラマティックで切なくて悲しくて実にエモい…
下手な映画見るよりも良いストーリーで、
個人的にはサビの部分だけで泣ける…

MVの雰囲気的には「失恋」を歌った曲のように見えますが、
「自分を置いていった」と歌っているように、
「死」によって別れる事になって
自分だけ「置いていかれた」と解釈出来るのもあり、
より心に響くものがあるんだよね…


序盤は救いが無い感じですが、
最後まで聞くと「救い」を感じるというか、
悲しいけど進んで行こう的な、
「前向き」な気持ちを感じる曲で、
まず自分の気持ちを綴ったサビを、
自分で歌うのではなく女性コーラスが歌っている事によって
今の自分の状況を「客観的&冷静」に見られる感ありますし、
「Little bit of love」という歌詞以降は、
どんどんストリングスが入ったりゴスペル風になっていき、
荘厳で壮大で力強くになっていく所なんか実に素晴らしく、
全てを包み込んでくれるような優しい&温かい雰囲気がありますし、
後半の半ばヤケクソ気味に歌う、
「Hey,hey,hey,hey!」という部分なんか実にエモいし、
最後のコーラス部分は力強さがあって悲しみを乗り越えるんだ感があって、
最後のサビは今までと全く同じなのに、
悲しい感じより吹っ切れた感…
…前に歩いて行こう感が出ているので、
聞き終えた後は気分が晴れたみたいな「清々しさ」があるんだよねー!
「悲しくて切なくてエモい」曲であると同時に
「希望や勇気を貰える」曲に仕上がってる!!


人に限らずペットや物などなど、
「大切な何か」を失った経験がある人は、
何かしら感じるものがある曲だと思いますし、
「セルフセラピー」的な要素もあるので、
上記のような経験がある方は救われる部分もあると思うし、
「涙活」に持って来いな曲だとも思いますし、
「もう一緒ではないけど残りの人生を生きて行こう」と、
「ほんの僅か」かもですが思えるような
「ささやかな愛」の曲かと。





PS
「Mika」と言えば「Grace Kelly」や「We Are Golden」も最高ですが、
初めて最後までこの曲を聞いた時の得も言われぬ感動は忘れられないですし、
自分が年を取ったのもあり余計に色々と感慨深く感じたのもありw、
今の自分的には「Mika」で1曲だけ挙げろと言われたらこの曲です。
ただMVの内容とインパクト含めたら「Grace Kelly」になるかな…

自分では良い曲を作っているという自信があるのに中々売れない事から来る、
音楽業界への皮肉と自虐的なユーモアに溢れた歌詞に、
「Queen」を髣髴とさせるストーリ性のある構成の、
ドラマティックでポップでカラフルでキャッチーでユーモアに溢れている曲で
何回聞いてもアガる曲であり素敵で面白い曲だよね~!よき!
なお最後に出て来る「Humphry」って人名は、
イギリスの化学者で発明家の「Humphry Davy」の事かなと思ったんですが、
最後の「Kaching」はキャッシュレジスターを開けるときの音であると同時に、
「大金に関する話をする時」にも用いられるらしいので、
音楽関係者の名前なのかなと勝手に思ってますw

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