The Resistance

いつものようにアルバムレビュー書きます。

◆MUSE - The Resistance
前作のSupermassive Black Holeをさらにキャッチーに押し進めた感じの、
MUSE風ダンスロックな一曲目。
これぞMUSEな感じのMUSEの魅力満載の二曲目。
Depeche Modeっぽい三曲目。
Queen風味な四曲目。
という風に前半だけでも、
前作を推し進めた感じではありますが、
今までの作品とは違う感じがあって、
歪んだギター音も目立たなく、よりポップでもあるんですが、
MUSEサウンドに染め上げられていてカッコイイという！
前作が微妙に吹っ切れてない感じがあったんですが、
今回は完全に吹っ切れた感というか、自分達のサウンドになってます。
五曲目以降も今までに無い要素も多分にありながら、
相変らずのスケール感やドラマテックさも健在で、
全体的にも80年代の雰囲気を感じますが、
どこをどう切ってもMUSE以外の何者でもなく、
最後の三曲も壮大で美しく素晴らしいし、
ぶっちゃけ個人的には前作の評価は過去作と比べてあまり高くなかったけど、
この作品を聞いて、MUSEはやっぱり凄いと言わざるを得ない！
また一つ進化しましたね。

Muse - Resistance(アルバムの二曲目)


ただ、最後に一つだけ言わせてもらうと、
ShowbizやPlug in Babyみたいな激しい曲が懐かしくもあるかな…

あの頃の激情に駆られる感じの曲も好きなだけに、
これだけポップになると寂しさを感じなくも無いです。
まぁ、そういう曲が聞きたいなら過去の作品を聞けって言う話ですし、
この方向性はこの方向性で別に嫌いでもない…というか好きなくらいなんですけどねw