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Dogleg - Fox (日本語訳付き曲解説)

2022-04-18 09:46:00 | 日本語訳付きの曲解説
好きな洋楽の日本語訳(和訳)付き曲解説。

※他の日本語訳(和訳)付き曲解説記事はこちら。


今回紹介するのは、
自分の無力さに苛やまされ、
どこにぶつけていいか分からない、
怒りや悲しみや痛みや苦しみなどの「遣る瀬無い想い」を、
衝動のままに只管に音楽にぶつけてる感じの、
切なくて悲しくて苦しくて痛くてほろ苦い歌詞の、
青春とエモさが迸ってるロックでパンクで熱くてエモい、
「Dogleg」の「Fox」という曲です。

なおタイトルの「Fox」は直訳すると「狐(キツネ)」ですが、
「セクシーな女性」とか「良い女」という例えとして使ったりもしますし、
狐のイメージである「狡い」とか「騙す」とか「狡猾」という意味合いもありますので、
タイトルの「Fox」は上記したようなイメージの意味合いが強いと思われます。



◆Dogleg "Fox" (official video)

You're in a fiction
(君はフィクションの中に居る)
Of a past that you wrote down
(書き溜めた過去の中に)
Stuck in a time when
(その時から抜け出せずにいる)
My mind came out of my mouth
(僕の気持ちが口から飛び出る)
You're stuck inside my head again
(また頭の中から君は抜け出せないでいる)
It's pressing against my skin
(それは肌(傷口)に押しつけられる)
You think it's a case unknown
(君はこれは未知のケースだと考える)
The father's gone,and the mother's gonna come back to this home
(父親は居なくなって,母親はこの家に戻ってくるつもりだ)

I saw your face in a magazine
(雑誌の中で君の顔を見た)
In a daydream, and it cut me off
(白昼夢の中.僕はそれを断ち切った)

And you're still returning glances
(そして君はまだ視線を送り返している)
To let the people know
(みんなに分かってもらおうと)
But you never noticed that you couldn't..
(でも君はそれが無理な事だと気付かなかった…)
Couldn't cut me out
(僕は断ち切れなかった)
And you're making an offering
(そして君は供物を作っている)
To a god you don't believe
(信じてもいない神様の為に)
Taking your time to be someone
(誰かになろうと時間を掛けている)
That you never want to be
(決してなりたくなんかないはずなのに)

Any moment now, I will disintegrate
(この瞬間にも,僕は崩壊してしまう)
You'll make your move and I will fade out
(君が動き出したら僕は消えていくんだ)
Any moment now, I will disintegrate
(この瞬間にも,僕は崩壊してしまう)
You'll make your move and I will fade out
(君が動き出したら僕は消えていくんだ)
Any moment now, I will disintegrate
(この瞬間にも,僕は崩壊してしまう)
You'll make your move and I will fade out
(君が動き出したら僕は消えていくんだ)
Any moment now, I will disintegrate
(この瞬間にも,僕は崩壊してしまう)
You'll make your move and I...
(君が動き出したら僕は…)

I saw your face in a magazine
(雑誌の中で君の顔を見た)
In a daydream, and it cut me off
(白昼夢の中.僕はそれを断ち切った)








一見するとよく分からない歌詞ですが、
「父親は居なくなって母親が帰ってくる」とあるように、
家庭環境が複雑な女性を軸にして書かれていて、
彼女には受け容れがたいノンフィクションの現実があり、
「狐」のように狡猾に自分や周りを騙して、
過去に思い描いたフィクションの世界で生きようとするけど、
傍から見てると無理してる&辛そうに見えた。
そんな彼女を切り離す事は出来ないから、
無理にでも説得しようとするけど聞いてくれない。
彼女は自分が思ってる以上に「狐」であり、
雑誌/本に載るくらいの何かしらの結果(良いか悪いかは不明)を残す。
(※個人的には亡くなった事を知らせる記事かなと思ってます)
自分がやった事は無意味だったのかと思い悩み、
彼女が動けば動くほど自分が追い詰められて消えていくように感じる。
本当に彼女が「狐」みたいに生きたかったのかは今となってはもう分からない。
そんな自分ではどうにも出来なかった&理解出来ない現実を前にして、
頭の中がグチャグチャになってしまい、
最終的には目を逸らすことしか出来なかった…

そんな「虚無感」に苛まれた男が、
どこにぶつけていいか分からない、
苛立ちや無力感や苦しみ悲しみなどの、
遣る瀬無い想いを込めて、
衝動のままに只管に音楽に感情をぶつけている感じの、
切なくて悲しくて苦しくて痛くてほろ苦い、
青春とエモさが迸ってる曲で、
なんて尊い事か…
彼女が自分が思ってる以上に「狐」だったというオチも切なくて痛々しいし、
青春とエモさが迸ってる…

誰もが努力したけど駄目だった時や、
自分の無力さに苛まれる事があると思う。
そういう「虚無感」に苛まれされた時に、
この曲を聞くと気分が晴れる感じあるし、
(場合によってはもっと落ち込むかもだけどw)
良い意味で綺麗な感じじゃなくて、
不器用でピュアで泥臭い感じがありますし、
若さが無いとこの雰囲気は出せない!
若い彼らが我武者羅に演奏して叫ぶように歌うからこそ、
この曲が余計に輝いて見えるし尊く見えるんだよね~!
青春の甘酸っぱい一瞬を切り取ってる感が半端無い!
ロックやパンクは若者がやるから良いというのがよく分かる曲だと思うし、
実に切なくて青春しててロックでパンクで熱くてエモい曲かと!良曲!

あと男が思ってるより女性は「狐」であり、
男は愚かで馬鹿だとも言ってるような曲なんで、
男の子は女の子はみんな「狐」と思っていた方が良いのかもねw
女の子は良くも悪くも見た目も中身も化けてるもんですしw
まあ個人的には程度にもよりますが、
狐みたいな女性の方が好きですけどねw






◆おまけ
ギャップ半端無いけど好きだし「狐」繋がりという事でおまけで貼り。

日向坂46 『キツネ』

うん、可愛いw!
こんな可愛い子達になら騙されてもいいなw

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