ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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エレクトロニック/テクノメモ6(2022)

2022-04-19 11:28:46 | 洋楽メモ
エレクトロニック/テクノメモ6(2022)


Whatever The Weather - 17ºC (Official Video)

エクスペリメンタル/ジャングル/ハウス/アンビエント
Loraine Jamesの別名義のプロジェクトで、
曲のタイトルやプロジェクト名を見ての通り、
気温や気候を軸にして作られた作品のようで、
Loraine James名義の作品同様に、
先鋭的で刺激的で難解でクールな感じがありながら、
Loraine James名義の作品に比べると、
ヒップホップやグライム要素が少なくて、
ジャングル色とアンビエント色強めな感じで、
Loraine James名義の作品が難解で実験的な部分が強めなのに比べて、
Whatever The Weatherは一枚の作品としてちゃんとまとめてる感じがあって、
寒いようで暖かいような感じや、
暗いようで明るいような感じや、
冷たいようで熱いような感じなど、
相反する感覚が同居してるような不思議な感じや、
潔癖で壮大な感じの不思議な美しさや魅力に溢れてるのもあり、
個人的にはLoraine James名義の作品より好きかも…
他の曲にはジャズやポストロック要素なんかもあるように、
様々な音楽ジャンルを取り入れてるような感じあるし、
アルバム通して聞いた方が世界観を存分に味わえるのもあり、
曲単位で聞くよりアルバム通して聞くのがお勧めです。良作!
時間があればレビュー記事を単体で書きたいくらいお気に入り。


Plastikman & Chilly Gonzales - Contain (In Key)

ポストダブ/エクスペリメンタル/アンビエント/ピアノ
Richie Hawtinの別名義であるPlastikmanと、
ピアニストの肩書も持つChilly Gonzalesのコラボ作品。
中を見ても底が見えない感じの深さと、
先が見えない事から来る恐怖が同居してるような、
深遠で先鋭的で芸術的で美しい作品で、
二人が持つ長所が上手く出ているように、
良い化学反応が起きていて、
実に興味深いし素晴らしい!


Axel Boman feat. Kamohelo - BHUKA (Studio Barnhus)

ハウス/アンビエント/エレクトロニック
基本アンニュイでドリーミーでオシャなハウスですが、
feat参加してるアフリカ人のKamoheloの三拍子ラップが、
良い感じに緩いのでリラックス感が出てるし、
アフリカ的な要素も絶妙に入れたりもしてるので、
開放感みたいな物も感じますし、
後半キラキラと眩しくて儚い感じになるように、
どこかセンチメンタルな感じも漂っていて、
聞き終えると切なさや寂しさみたいなものも感じるように、
不思議なエモさがあるんだよね!絶妙!
音の選択やバランスや音響なんかも素晴らしいし、
独特のセンスがギラりと光ってる。良作。


Production Unit Xero

エクスペリメンタル/IDM
使ってない脳が動く系。
実験的で先鋭的で摩訶不思議でクール。
「Richard Devine」辺りに通じる感じで、
目新しさは少ないかもですが、
聴いててワクワクするというか、
刺激的で予想が付かない感じでクールで好き。


JORDAN GCZ - MY BRAIN's BRAIN (MINIMAL DETROIT AUDIO) - SIDE A

エクスペリメンタル/ミニマル/アンビエント。
リヴァーブの効いた音響とミニマルな反復が特徴でありながら、
突然イカれたような感じにもなるように、
底が見えない深さや得体の知れないヤバイ感じがある、
深遠で刺激的なアンビエントエクスペリメンタルミニマルテクノ。


Terrence Dixon: Other Dimensions [30DEXOLP-001]

ドローン/ダークアンビエント
こちらも底が見えないくらいダークで深遠でヤバイ感じですが、
それに加えて初期のDemdike stare辺りや、
Pink FloydのThe Dark Side Of The Moonに通じる感じの「狂気」を感じますし
普通の美しさとは違う「異端」の美しさを感じる…
例えるなら「悪夢のような美しさ」みたいなw
まあ良い子は聞いちゃダメな音楽なのは間違いないと思うw





PS
異端の美しさを持つヤバい作品と言えば、
一部の音楽マニアやメディアから傑作と誉れ高い、
Andy Stottの「Luxury Problem」が発売されてから今年で10周年ですね!
発売当初は自分はあまりピンとこなかったと言うか、
双璧をなす存在である「Demdike stare」の方が好きだったのもあり、
あまり客観的&しっかり聞かなかったのですが、
数年後改めて聞いたらあまりの美しさに驚いたのは良い思い出ですw
あの作品以上に狂気に彩られていて病的なまでに美しい作品は無いかもね…
10周年記念盤とか出るなら、ぜひレビュー記事書きたい。

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