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Foster The People - Call it What You Want(日本語訳付きの曲解説)

2021-11-27 15:33:14 | 日本語訳付きの曲解説
今回の記事は前回の「Helena Beat」の曲解説に続く、
先日10周年記念盤が出たFoster The Peopleの「Torches」に収録されてる曲の中から、
好きな曲の日本語訳(和訳)付きの曲解説(曲解釈)の3回目になります。


1回目の「Pumped Up Kicks」はこちら。
2回目の「Helena Beat」はこちら。
4回目の「Waste」はこちら。
5回目の「I Would Do Anything for You」はこちら。
※他の日本語訳(和訳)付き曲解説記事はこちら。


今まで暗くて重い内容の曲ばかりだったので、
今回は「他人の目を気にせずに好きなように生きた方が良いよ」って意味合いの歌詞の、
オシャレで明るくてノリが良くて前向きな曲である、
「Call it What You Want」の訳付き曲解説をします。


Foster The People - Call It What You Want (Official Audio)

Call it what you want
(呼びたいように呼べばいいよ)
Call it what you want
(好きなように呼べばいいよ)
I said just call it what you want
(ただ思ったように呼べばいいよ)
Call it what you want
(呼びたいように呼べばいいよ)

Yeah we're locked up in ideas
(そうだよ、みんな思考が凝り固まっていて)
We like to label everything
(何にでもラベルを貼りたがる)
Well I'm just gonna do here what I gotta do here
(僕はここでやらならきゃいけない事をここでやるよ)
'Cause I gotta keep myself free
(だって僕は自由な自分で居たいから)
You're ducking and moving just to hide your bruises from all your enemies
(君は自分の傷を隠すために身を屈めて全ての敵を避けてるけど)
And I'm in the crossfire dodging bullets from your expectancies
(僕が避けるのは君からの期待という銃弾の集中砲火)

We've got nothing to lose
(僕たちには失う物なんかない)
You better run and hide
(君は走って隠れた方がいい)
Yeah you've crossed the line
(そう、君はもう一線を越えてるから )
I've got a knife behind my back (just sayin')
(僕は背中にナイフを隠し持っているけど(なんてね)
We've got nothing to prove
(僕たちは何も証明する事が出来ない)
Your social guides give you swollen eyes
(君は社会への案内を貰って目を腫らしてる)
But what I've got can't be bought so you can just
(でも僕が成し得た事は買う事は出来ないけど君にも出来るんだよ)

Call it what you want
(呼びたいように呼べばいいよ)
Call it what you want
(好きなように呼べばいいよ)
I said just call it what you want
(ただ思ったように呼べばいいよ)
Call it what you want
(呼びたいように呼べばいいよ)

You've taken your words and you take your judgments
(君は自分の言った言葉や行いや判断を)
And stick them onto everything
(全ての物に貼り付ける)
If it don't conform to what you were born into,
(もし生まれてから出会ったことのない事に直面したら)
Then you run the other way
(君は別の道に逃げ出す)
You say, "now what's your style and who do you listen to?" who cares?
(君は言うんだ。「今のあなたはどんなスタイルで何を聞いてるの?」なんだよそれ?)
Well that rat race ladder-climbing fake-face smile's got nothing on me
(人を蹴落として登っていくような競争や作り笑顔から得られるものなんて僕には何もない)

We've got nothing to lose
(僕たちには失う物なんかない)
You better run and hide
(君は走って隠れた方がいい)
Yeah you've crossed the line
(そうだよ君はもう一線を越えたんだよ )
I've got a knife behind my back (just sayin')
(僕は背中にナイフを隠し持っているけど(なんてね)
We've got nothing to prove
(僕たちは何も証明出来ない)
Your social guides give you swollen eyes
(君は社会への案内を貰って目を腫らしてる)
But what I've got can't be bought so you can just
(でも僕が成し得た事は買う事は出来ないけど君にも出来るんだよ)

Call it what you want
(呼びたいように呼べばいいよ)
Call it what you want
(好きなように呼べばいいよ)
I said just call it what you want
(ただ思ったように呼べばいいよ)
Call it what you want
(呼びたいように呼べばいいよ)







「呼びたいように呼べばいい」というのは、
「誰にどう思われてもいい」という事でもあるように、
何にでもラベル(レッテル)を貼りつけて、
物事を決めつけて考えて、
他人からの評価や社会的地位ばかり気にして、
目を腫らして生きてる人や、
地位とか名誉とか権力欲しさに、
人を騙して蹴落として見下したりする、
一般社会の「生存競争」してる人を皮肉りつつ、
そういう人達にラベル(レッテル)貼られて、
何か言われたり悪く思われたりしても、
「気にせずに自分らしく生きていこうぜ」と、
痛快に笑い飛ばしてるような歌詞で、
歌がラップ調なのもあり、
韻踏んだりなどの言葉遊びも多いし、
前回までのように深く掘り下げたり考えることなく、
素直に明るく前向きな気分になれる曲かと。

こういう「自分らしく生きようぜ」的な応援歌は多くありますが、
そこは「Foster The People」という事で、
所々で独特の言い回しだったり、
皮肉や毒も入ってるのですが、
それがスパイスとして良いアクセントになってますし、
ハウステクノベースの曲調や、
終盤少しメロウな感じになるバランス感やアレンジも見事で、
オシャレ感がありますし、
今まで紹介した曲ほどでは無いにしても、
この曲も終盤だけとはいえ「哀愁」を感じるんだよね…
以前に紹介した2曲もそうですが、
歌詞に出てくる人物に対して、
「憐れみ」みたいのを曲中で見せるのも、
Foster The Peopleの特徴だと思う。よいよい!


次回の紹介記事は、
また毒というか怖さがある歌詞の曲になりますが、
(見方によってはピュアな曲でもあるんで感じ方次第なんですけどね…)
その前に別の記事書く予定ですので、
次の「Foster The People」の記事は来週末くらいになると思います。

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