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BUCK-TICKの櫻井敦司さん死去

2023-10-25 09:48:48 | 邦楽ネタ
昔コラボした「PIG」の「Raymond Watts」に、
「素晴らしい声も持っているし世界で一番美しい男」と言わしめた
BUCK-TICKの「櫻井敦司」さんが
10/19に脳幹出血のため息を引き取りました…



昔ここでも書いたように、
十代の頃は特に好きでよく聞いていたし、
今でも新作が出たらチェックはしていましたし、
今年は28年ぶりにMステに出て相変わらずの格好良さを見せつけていたように、
元気そうに見えましたし、
今でもカッコイイ&凄いと思える数少ないア―ティスだっただけに、
この突然の訃報はあまりにショックが大き過ぎる…



櫻井さんの「歌声」は、
クールで気高くて力強さもありつつ、
温かみや優しさもあるように「深み」があって唯一無二の魅力があり、
音楽や歌詞の世界観にも凄く合っていて最高に格好良かったし、
「作詞家」としても唯一無二の魅力があって、
自分が子供の頃のヒット曲の多くが「恋愛系」の安っぽい歌詞だったのに対して、
BUCK-TICKの歌詞はゴシック的な世界観があって、
ダークな題材…「夜」や「死」を連想させるものが多くて、
同時に良い意味で「中二病」的な要素もあるので
十代の時には闇を抱えているような感じが凄くカッコイイと思ったし、
今改めて見ても
他の日本のアーティストには無い独特の世界観を持っているし、
内省的でアート色も強くて実に素晴らしいんだよねー!



曲で言うと一番の有名曲であろう「悪の華」筆頭に、
「…IN HEAVEN…」や「残骸」などのギターロック色の強い曲も好きですし、
「SPEED」や「MY EYES & YOUR EYES」などのポップ色の強い曲も
「JUPITER」や「COSMOS」などの正統派バラード系の綺麗で美しい曲も
今井寿さんの魅力全開のハードでアヴァンギャルド色の強い曲も、
インダストリアル色強めでダンサブルでロッキンな曲も好きですが、
個人的には特にゴシックバラード的な曲…
…メランコリックでダークだけどロマンティックで儚げで美しい曲が好きで、
その中でも、
黄昏時的な雰囲気があってメランコリックさがありながらも、
不思議な気高い感じもあって幻想的で切なくて美しい曲で、
最後に雨が止んで少し光が差し込んで来るような感じもある「ミウ」
幻想的で儚くて歪で痛くて切なくて物悲しくて美しい「ドレス」
生きる事の意味や虚しさや悲しさに付いても書かれている別れの曲である
痛くて優しくて切なくて美しい「さくら」
夜の住人ベースに死ぬ事や死後の世界に付いても触れている歌詞の、
ダークゴシック的な退廃美に溢れている「月下麗人」なんかは、
あまりに深くて&美しくて最高に好きなんだよね~



ミウ



月下麗人





他にも社会的な歌詞の曲もあって、
神の子である人間がある場所では愛し合っていて
ある場所では殺し合っている事、
それに付いて悲しい振りをしたり無関心を装う事など、
人の愚かさに付いて歌われている「楽園」
ドイツ軍がスペインの町ゲルニカを無差別爆撃した出来事を受けて
スペインの画家であるピカソが反戦の意思を込めて描いた
「ゲルニア壁画」をモチーフにして
悲痛なストーリーが描かれている「ゲルニカの夜」
ウクライナの暗くて悲しい現実を描いている「さよならシェルター」など
中々に痛烈で重くて深くて素晴らしいんだよね…



楽園 (single version)



【専門学校HAL】BUCK-TICK×HAL産学連携プロジェクト・最優秀賞「ゲルニカの夜」







こう改めて振り返って見ると、
温厚で優しい人だからこそ感じる&描けるであろう
痛烈で深くて繊細で痛くてエモい内容の歌詞や、
文学的で詩的でアート的で切なくエモい歌詞などなど
魅力的な歌詞の曲が凄く多いですし
歌声は説得力と深みがあって魅力的で素晴らしいわで
本当に独特で唯一無二の世界観を持っている凄くてカッコイイ人やったわ…


これからも事あるごとにきっと聞くんだろうな…





最大限の賛辞と感謝と愛を込めて、


どうか安らかにお眠りください…R.I.P

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