心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~散歩道のヒガンバナ~

2017-10-08 | 粘土細工

     

 いつでも 何処でも

 待っているのか 今年も咲いた 

 散歩道のヒガンバナ

  

 繊細な花びらなのに 

 まるで炎のように 燃え上がるようで

 激しくも

 優しさも

 併せ持つ 不思議な魅力で

 人を引き寄せる

 
 あぜ道でも 川辺でも 野山でも

 何処で咲いても 独特のインパクトで

 誘いながら まっ赤な色彩が

 流れうように 一面を染めたら

 華やかでもあるけど 

 飛び散って 僅かに咲いたら

 寂しくもある

 
 飛んで かたまり 

 飛び散りながらも 咲いて 

 何をどうしたいのか

 何を望んでいるのか わからないけど

 一本だけ摘んで お部屋に飾ったら 

 喜んでくれるかも知れない


 どこまでも 歩きながら

 ヒガンバナに 声かけて

 
 

 
 

 
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~何でもないこと~

2017-10-07 | 

      

 何でもないことを 描いて

 何でもないことに 心を寄せて

 何でもないから 心配しないで

 何でもなく 穏やかでありたい

 なんて

 いつ頃からか 

 こうありたい暮らしから

 こうありたいは卒業して

 ゆったり 気儘でいたいけど

 何でも ありたいがあるから

 考え 悟り 納得して

 生きて行けるのだろうか

 
 いま  

 ありたいことが幾つかあって

 手のひらに載せては 飛ばしての

 繰り返しで ちょぴり

 縮図を描いてもいるようで 片隅に

 留まって 飛び出しそうな何かが

 気になってしまうけど.....

 

 

 

 

  
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~夢の中で~

2017-10-06 | 粘土細工

     

 夢の中で 夢を追いながら
 
 夢の中で 夢を探して

 夢の中で 夢を諦めても

 夢の中で 夢を見ている

 憧れか 希望か それとも現実でない何かを

 見つけられないから 見つけようとしているのか

 いまは 解らない

 
 いつでも

 どうしても 否定したくて 

 いいえ 肯定して 逃げているような

 小さな窓から 飛び出せないで

 
 夢を 追いかけて

 夢の中で 夢に酔う
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~どうしょう、出来るかな?~

2017-10-05 | 粘土細工

      

 どうしょう どうする

 シニアのための 体操教室

 曲げて 伸ばして 回しても

 硬くて 固まって 柔軟性がないから

 あっち こっちに ガタが来て

 ワア~ ワア~ キャッ 騒いでいる

 曲がらない 伸びない 周らない

 だけど 3美(B)体操

 曲がかかり始めると どうにかなる

 手を挙げて 足を曲げて 首を回して

 ほら どうにかなっている

 地域で始った 健康講座の一環は

 どっちを見ても 年配シニアの集まりで

 男女入り混じっての ”体操”と言う名のお遊び

 ボール ベル ロープなどの用具を使い

 どうにかできているから 不思議

 あれこれ言いながらも どうにかなって

 間違っても 下手でも そんなの関係ない

 マイペース 自己中 独り善がり だけど

 やり始めると 熱心で パワーを発揮 

 全力投球してしまう からだいっぱい動かし 

「明日は筋肉痛で動けないかも」何て 

 大げさなことを言いながら いつの間にか

 曲に乗って 動いているから~ 


 



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~風の悪戯~

2017-10-04 | 粘土細工

      

 いつの間にか 秋風が吹いて

 もう少し 蒼い雲を追いかけ

 眺めていたかったけど


 木々の葉が色づきながら

 ハラハラ舞っては落ちて

 ススキの穂は小首を傾げたままで

 仲間と揺れる素振りで

 ヒガンバナは散らばりながら

 まっ赤な花びらでお洒落して

 小鳥も囀り 虫たちもお目見えで 

 何もかもがざわめく 野里 
 
 
 風の行方は とうとう 

 鮮やかに季節を 秋色で染めてしまう

 勢いは留まらなくて 季節の変身を

 待っていたけど きっと今は 

 風の悪戯のようにも 想えるけど~



 
 

 
 

 
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~雨の雫が~

2017-10-03 | 

    

 何故だか

 ホッとする 今朝の雨

 
 木斛の小枝に 小さな雨の雫が

 ガラス珠のような 透き通る輝きで

 誰かを呼んでいるような 

 何かを待っているような

 気もするけど

 不思議な世界を演出して

 無数に散りばめられた珠は 微かに

 揺れて魅せて 

 

 詠っているわけではない

 泣いているわけではない

 そっと 樹木に声かけて 

 いっときを

 ざわめきの中で 優しく包んで 

 蒼い空に 解き放している

 ようで....

 
 
 

 
 

 
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~不思議なヒガンバナ~

2017-10-02 | 粘土細工

     

 何処から やって来たのか
 
 何時もの場所に 何時ものように
 さりげなく 咲いたつもりでも
 燃えるような赤が似合うなんて
 他にはないから 堂々と
 尖がって咲いても いいんだよ

 土手に続く道端まで
 飛び交うように 散らばり
 固まりながら 周りいちめんを
 我が物顔で 今年も咲いている
 ヒガンバナ

 鮮やかな赤で 紅色に染まると
 刺々しく 攻撃的なようでもあり
 妖しい雰囲気が漂って 情熱的にも映る 
 だけど 
 線香花火のように繊細で すぐに
 消えてしまいそうな弱々しさも
 併せ持っている 
 見る人の気持ちで どうにで捉えられ 
 不思議さだけが 残ってしまうから
 いつも 驚かされて

 どこにでも咲いて
 何を見ているのか
 葉もつけず 香りを持たず 
 土の中で 出番を待ちながら
 一気に咲いてしまうけど
 秋の匂いだけは 見事に
 花開いて 感じさせてくれる

 お祭りが終わるまでは 
 秋風の囁きの中で 人を楽しませ
 涼風に変わる頃 ひっそりと
 終えてしまう 儚さ 

 ヒガンバナ!
 ヒガンバナは
 季節の主役で間違いない
 好きなように 咲きながら
 魅せて~
   

  
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~夢色の世界に~

2017-10-01 | 
     


 何時からだろうか
 夢色を探して あてもなく
 さ迷って

 何処にあるのか
 憧れでもなく
 夢でもなく
 希望でもない 
 現実の世界に潜むもの

 真っ白なキャンバスが
 何処にもないから
 何処にあるのか
 探して
 求めて
 願って
 いつか出会うと 待っていた 

 いまの 小さな住処
 積み重ねた 小さな砦
 すべてが ここにあるのに
 開かなかった 心に
 弾むような 響きが
 周りを見なさいと 声かけるから
 立ち止まってしまう

 何処かにあるのでも
 探すものでもない
 窓辺に広がる でっかい空に
 何でも どのようにでも出来る
 何かが潜むと言う

 絵筆を持ったら
 気持ちをぶっつけて
 描いてみたら 何色であっても
 それが夢色 夢の色
 誰でも 無になってみる
 無になれたら
 何か 新たな世界が
 広がって~


 



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