~雨の雫~
2015-11-27 | 詩
いつからか
雨が降ってきた
何故か 気になりながら
眺めてしまう 硝子窓
樹木の 小枝につけた葉っぱの先
雨で無数の珠が出来たら 滴り落ちて
落ちたら また出来て 落ちていく
雨の雫か
ガラス細工の 涙の形をしたような珠
透明で わずかにへこんで
天使の涙のように 透通っている
繰り返すさまをみながら 天を仰ぐ
どこまでも雲が広がり 蒼雲の空
やみそうにもない雨を 眺めて
雨の雫たち
風で揺れたら 吹き飛んで
飛ばされてしまえば 消えていくけど
楓も けや木も 木斛も
みんな瑞々しく イキイキしてみえる
いつまでも 木々の葉は
”しずく”をつくり 待ちながら
遊んでいるようで.....
まだ雨はやまない
おはようございます。
~雨の雫~
好きですね
私も雨の朝が好きで
写真に撮りまくっています。
”わずかにへこんで
天使の涙のように”
この言葉が好きです。
まるでメルヘンの世界にでも
いるような夢物語です。
*私のブログにも訪問してね
大地の涙のように思えます
人間への警告の様に
乱開発、大気汚染等など
余談ですが
アップした写真は「伊勢神宮」の様ですが
疎かな佇まいですよね。
天を仰げば蒼雲の空・・・・
詩情豊かですね。いつもながら。
詩集を出してはどうでしょう。
写真は伊勢神宮ですか。
緑の多いところなんですね。
行って見たい。