いぬBlog by mikipoo

mikipooやトイプードルのCandice、フレンチブルのhanaの日常をつづるブログ

引っ張り癖を直す訓練

2004-09-27 10:31:27 | 犬の訓練と競技会

 このblogで紹介している犬の訓練は、
 私が先生のところで教えていただいていることを
 忘れないように書き留めているものです。
 犬の訓練方法はその犬の性格ごとに違うので、
 このブログで紹介している方法をそのままご家庭で試されると、
 よくない結果につながる可能性もあります。
 犬のしつけでお困りになっている方は、
 訓練士に相談されることをおすすめします。
 おやつをあげるタイミングや犬との関わり方などがよくわかるし、
 犬がとてもいいこになります。



 今朝、八ヶ岳から帰ってまいりました。
うわーん、帰りたくなかったよう。

 八ヶ岳から帰ってきた足で、ハナの訓練に行きました。
ハナは3歳でうちに来たときから手がかからない大人しい犬だったので
そんなにきちんと訓練してないのですが、
お散歩のときに引っ張るクセがあるので直したいと思っています。

引っ張り癖を直す訓練
訓練方法
1.手に細かく切ったおやつをたくさん持って、ぶらぶら歩く。
 このとき、きっちり横につかせようとしてはいけない。
 気を抜いて、ぶらぶら歩くことがポイント。
2.犬が前に出たら、飼い主は180度方向転換して「オイデ!」と声をかける。
3.このとき、飼い主はスコン!とリードを引っ張って犬に気付かせる。
 リードはだらだらと長く引っ張ってはいけない。
 スコン!と短く、強く引っ張ることがポイント。
 飛び出しそうになった子供の手をぐっと引いてあげるときのように
 「危ないよ」と合図をするような気持ちで行なうこと。
4.犬がついてきたら、その努力をほめてオヤツをあげる。
5.以下、犬が前にきたら「オイデ」で方向転換をすることを繰り返す。
6.次第に、犬は飼い主の横を歩くようになっていく。
7.犬が横にぴったりついて歩いているときにランダムにおやつをあげる。
 おやつは、飼い主と犬との目が合っているときに
 飼い主の目線から、犬の目線へ向かって下ろすようにして与える。
 辛抱強く繰り返すことで、犬は飼い主の横で、飼い主の顔を見ながら歩くようになる。

注意
多頭飼いをしている人は、散歩はなるべく別々に行くようにする。
犬は群れ意識が高い動物なので、一緒に散歩をさせると先を争って
我先にと前に出てしまうことが多い。
結果として、犬に悪い癖がついてしまう。
まずは、飼い主の横に歩くことを教えるために、1匹ずつの散歩をすること。

また、犬が前に出たからといって、無理やりリードをずるずると引っ張って
直接飼い主の横につけさせてはいけない。
怒ったりしてもいけない。
犬は意思に反して飼い主の横につくことを強制されるので、
飼い主のそばを歩くことをいやがる犬になってしまう。
必ず方向転換をして声をかけ、
「行こうとしている方向はそっちじゃないよ」
と犬に教える。
こちらに歩いてきたら、それは犬が努力していることになるので
大げさなくらいほめて、おやつをあげる。
そのうち、犬は自ら喜んで飼い主の横につくようになる。

感想
ほんの1時間くらいの訓練でしたが、ハナが横にぴったりつくようになったのには驚きました。
やっぱり、先生はすごいなあと思う今日この頃。

ハナも毎週訓練しようかなあと思ったのですが、
この歩き方の練習を家で繰り返せば十分と言われました。
私は、毎週訓練すると課題をこなすべくやりすぎてしまう癖があるのだそうです。
もっと、犬に飼い主の命令に従う喜びを教えるように、おおらかにやらないとダメだとか。
キャンディスの脚側行進がときどきショボショボになってしまうのは、
私がやらせすぎてるからなんだろうなあ。
とちょっと反省してしまう今日この頃でした。


「ま、ママ2号。お勉強はキャンちゃんだけでいいんじゃないかな?」(ハナ)
「おやついっぱいもらえるよ?」(mikipoo)
「うーーーーーーん。ちょこっと頑張ってみるかあ」(ハナ)