悪童日記

チラシの裏

『パブロフの人』  

2011-02-20 23:20:48 | 


鷹匠で酒。



鷹匠を夕暮れ時に道を歩いていると、フワァっと良いにおいが漂ってくる。

どこぞのおうちの晩ご飯?

いやいや、お店からのにおいでした。

お店に入ると、その日の出来立てのおばんざいが棚に湯気を立てて♪


大将に「外から良いにおいがしたよ」っていうと・・

「そうそう、今日はとってときのいいのあるよっ!」って。













鮟鱇汁




んん、確かにおいしそぉ~~~♪♪



でも、におってきてたのはその横の豚の角煮でしたぁ~★


そして、お茶目な大将は「違う違う、鮟鱇のにおいだもん」って。

はいはい、鮟鱇のにおいも い~~においっす☆(笑


僕「でもね、二日くらい前に焼津の酒場で鮟鱇鍋食べてきたんだよ」。

大将「・・・。鮟鱇いいにおいでしょぉ~~(笑顔)」。


いま一番いい時季だもんね!


でもって、迷うことなく「鮟鱇ちょうだい」。





旨みと甘みのきいた出汁がたまらんうまい!!

食うのも勿論だが、汁で酒だな。






海老と百合根のかき揚げ



海老、ぷりっぷりっつ☆

百合根、ほっくほく☆




奥のちょっとだけ島らっきょ。

大好きだ。








氷頭なます



あれば500%たのんじゃう。

好物中の好物☆

こいつさえあれば日本酒呑み続けてしまう~




良い店はたくさんあるだろうが、日ごと違った一品を必ず食べさせてくれる店はそうはない。

それもその時の季節を感じさせながらも美味しく頂ける。


毎日違った美味しいもの食べさせてくれんだから、いつだって行きたいと思わせる。

飽きの来ないこない店って素晴らしくもあり最高なのですな☆




こんなんを繰り返す日々を送っていると面白いことに

鷹匠の道をてくてくと歩いていると無意識のうちに唾液の分泌、そしてのどがグルグルとなってくるのだ。


まさに『パブロフの人』だ。