鷹匠で酒。
鷹匠を夕暮れ時に道を歩いていると、フワァっと良いにおいが漂ってくる。
どこぞのおうちの晩ご飯?
いやいや、お店からのにおいでした。
お店に入ると、その日の出来立てのおばんざいが棚に湯気を立てて♪
大将に「外から良いにおいがしたよ」っていうと・・
「そうそう、今日はとってときのいいのあるよっ!」って。
鮟鱇汁
んん、確かにおいしそぉ~~~♪♪
でも、におってきてたのはその横の豚の角煮でしたぁ~★
そして、お茶目な大将は「違う違う、鮟鱇のにおいだもん」って。
はいはい、鮟鱇のにおいも い~~においっす☆(笑
僕「でもね、二日くらい前に焼津の酒場で鮟鱇鍋食べてきたんだよ」。
大将「・・・。鮟鱇いいにおいでしょぉ~~(笑顔)」。
いま一番いい時季だもんね!
でもって、迷うことなく「鮟鱇ちょうだい」。
旨みと甘みのきいた出汁がたまらんうまい!!
食うのも勿論だが、汁で酒だな。
海老と百合根のかき揚げ
海老、ぷりっぷりっつ☆
百合根、ほっくほく☆
奥のちょっとだけ島らっきょ。
大好きだ。
氷頭なます
あれば500%たのんじゃう。
好物中の好物☆
こいつさえあれば日本酒呑み続けてしまう~
良い店はたくさんあるだろうが、日ごと違った一品を必ず食べさせてくれる店はそうはない。
それもその時の季節を感じさせながらも美味しく頂ける。
毎日違った美味しいもの食べさせてくれんだから、いつだって行きたいと思わせる。
飽きの来ないこない店って素晴らしくもあり最高なのですな☆
こんなんを繰り返す日々を送っていると面白いことに
鷹匠の道をてくてくと歩いていると無意識のうちに唾液の分泌、そしてのどがグルグルとなってくるのだ。
まさに『パブロフの人』だ。