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東郷雄二「打たれ強くなるための読書術」

2008年05月08日 | 新書
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一般的な読書
エンタティメント、ミステリー、ファンタジー、時代小説、雑誌などを読むための術ではなく
知を求める読書について書かれているので誰にでもお薦めできる本ではありません
決して著者は一般的な読書を否定しているわけではありませんが、読後、不愉快な思いをされる読者も多いのではないでしょうか
しかし、本書に書かれている読書術を手に入れれば一般書の読書の幅が広がることは間違いないと思います


読みながらニヤリとさせられたのは
積ん読の効果について
本は毎日大量に出版されるので手に入るときに買っておかないと店頭から消えてしまう
積ん読には、とりあえず本を確保しておくという担保としての効果がある
決して怠惰の証として否定的にのみ捉えるべきではない
読書人で積ん読をしていない人はいない
もっともあまり机の上に積み上げると、そのうち崩落して人体に危害が及ぶことがあるので、積み方には工夫を凝らされたい

先月
積ん読の山が崩れて痛い思いをしたばかり…
現在、高さ20cmの山が2つあります


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